人との和解

神がまず愛してくださった。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。ヨハネの手紙1 4:19-21 新共同訳

だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。マタイによる福音書 5:23-24 新共同訳

永遠に続く私たちの目的は、神様との関係、人との関係です。そして、神様との関係は、人との関係に反映されます。ヨハネの言葉程、明確に書いてある言葉はありません。実際に目で見える兄弟姉妹を愛さない者は、目に見えない神を愛することはできません！

ですから、本当のメタノイア（悔い改め）は、霊的なことだけでなく、実際の人間関係の中に見える具体的なことを意味します。

それだけではなく、私たちは、祭壇に供え物をささげようとする時（祈り、賛美する時など）、兄弟姉妹に対して何か恨みや不満を思い出したなら、まずその兄弟姉妹と和解するのが優先だとイエスが言われました。

プライドを捨てて、人に謝り、赦しを求めることは、簡単ではありません。しかし、そのためのイエスの恵みは十分です。これによって神様の赦しと癒しの力を実際に経験することができます。人との和解を通して、神様の豊かな愛と喜びを受けることができるのです。

• 赦しを求めるべき人が、身近にいますか？
• あなたが赦すべき人は、いますか？

祈りと応答：

少し時間をとって、このように祈ってみましょう。

主よ、実際に赦しを求めるべき人はいますか？見せてください。
どうやって、いつ、その人と話しをすればいいか教えてください。
また、私が赦すべき人はいますか？赦して、裁きを手放せるように、イエスの恵みを受け取ります。

宣言：

赦し合おう あなたも私も赦された者
（エフェソ信徒への手紙 4:32より）