BibleProject | ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅Sample

ルカの福音書は、イエスと弟子たちが再び食事を共にする場面で終わっています。弟子たちは、イエスの復活した体に驚いています。彼はまだ人間ですが、それ以上の存在でもあるようです。それはまるで、イエスが死を通り抜けて、向こう側まで達し、新しい創造を体現しているようです。そして、イエスは彼らにこの驚くべき知らせを告げます。それは、イエスを生き返らせたものと同じ神の力を彼らに与え、彼らは出て行って、イエスの王国の良い知らせを人々に伝えることができるようにする、と言うのです。この後、ルカは、イエスが天に上げられたと記します。ユダヤ人にとって、天とは神の王座がある場所です。イエスの弟子たちは、心からイエスを礼拝し、そこからエルサレムに戻り、イエスが約束された神の力を待ちます。ルカはこの物語を次の書、「使徒の働き」で続けます。そこでは、イエスの弟子たちがどのように神の力を受け、良い知らせを世界に広げていったかという壮大な物語が待っています。