健全な衝突―人とうまくやるにはサンプル
衝突が神との関係にもたらす影響とは?
あなたの親友を傷つけた人を好きになろうとするのは難しいですよね。私たちの神との関係もそれと同じです。私たちは神の子なのです。あなたがほかの神の子を傷つけているのであれば、神と良い関係を保てません。
人との関係と神との関係は直結しています。基本的に、神に対して正しいことをする前に、人に対して正しいことをする必要があります。
旧約聖書の時代、人々は祭壇に供え物をささげて神との関係を築いていました。人々は幾日も旅をして供え物をささげました。到着する頃にはさぞかし疲れ果てていたことでしょう。
この文脈を念頭に置いて、イエスはマタイによる福音書5章で、祭壇に供え物をささげているときに、誰かがあなたにうらみをいだいていることを思い出したなら、まず和解をしに行くべきだと述べています。
理解できましたか? たとえ何日も旅をしてきたとしても、それでも来た道を戻りあなたにうらみをいだいている人との衝突を解決しなければならないというのです。そのためには旅全体が無駄になったことでしょう。
少し極端に思えるかもしれませんが、イエスは冗談で言ったのではありません。私たちがよく忘れてしまうことをご存じだったのです。それは、人との関係が悪かったら、神との関係が良いはずはない、ということです。
これで、衝突が神にとってどれほど大きなことかがわかりましたね。明日は、神を敬う健全な衝突とはどのようなものかについて話しましょう。
この読書プランについて
誰の人生にも衝突はあります。なぜなら、私たちは人間であり、人間は失敗するからです! しかし、衝突を恐れる必要はないのです。実際、健全な衝突はより健全な関係につながる可能性を秘めています。この5日間プランを通して、神にとってなぜ衝突が重要なのか、他の人たちとうまくやっていくにはどうすればいいのかを考えましょう。
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