神との交わりを人生の中心にサンプル

中心におられるのはイエス
永遠のすべての中心にあるのは、イエスの生涯、死、そして復活です。イエスは極めて重要で、永遠を変え、人類を救う、生ける神の御子です。コロサイ人への手紙 1章15節 は、「御子は、見えない神のかたちであって、すべての造られたものに先立って生まれたかたである」と述べています。
へブル人への手紙 1章3節 には、次のように書かれています。「御子は神の栄光の輝きである、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもおって万物を保っておられる。そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。」
そして御子の再臨のときについて、ヨハネの黙示録 19章16節 にはこう書かれています。「その着物にも、そのももにも、『王の王、主の主』という名がしるされていた。」
神との交わりを生活の中心に据えることは、永遠に揺るがない土台を築くことです。イエスとの交わりを中心として人生を築くことは、王の王、主の主に希望のいかりを置くことです。イエスだけが、その言葉に誠実な存在です。イエスだけが、約束を成就できる存在です。
ヨハネ第一の手紙 2章17節 はこう述べています。「世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。」神の愛に満ちた臨在を生活の中心に据えることが、神のみ心です。神が私たちに与えた最大の戒めは、ひたすら全力を尽くして神を愛することです。イエスとの交わりを人生の中心に据えることで、周囲とは異なる生き方ができ、充実した人生への新たな道が切り開かれるのです。
イエスにすべての希望を置くのは、世間的には愚かに見えるかもしれません。しかし、これ以上に重要な選択はありません。快適さ、地位、そして周りからの評価などを追い求めない生活は、世間的には奇異に映るかもしれませんが、これ以上にすばらしい決断はありません。私たちが仕えているのは、昔も今も、そしてこれからも存在される神です。私たちは、真の人生を生きるために命を捨ててくださった王に属する者です。イエスに仕えることによってのみ得られる喜び、平和、目的以上に大切なものはありません。全地の王に完全な献身をもって生きることほど、すばらしい人生はありません。
今日、時間をとって、王の王そして主の主に改めて全身全霊をささげましょう。限界のある人間的な考え方から離れ、永遠で神聖な神の御国に思いを巡らせましょう。神の言葉の真理と愛を通し、自分自身やこの世のために行動することよりも、自分自身の心を神にささげる選択をする勇気で満たしていただきましょう。今日一日が、変わることのない王なるイエスの臨在で満たされますように。
祈り
1. イエスについて書かれた聖書箇所を黙想しましょう。イエスは生きていて、近くにおられるということを忘れないでください。イエスは生ける神であり、聖書はあなたの人生がイエスと深く結びついていると述べています。
「わたしはキリストと共に十字架につけられた。生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。しかし、わたしがいま肉にあって生きているのは、わたしを愛し、わたしのためにご自身をささげられた神の御子を信じる信仰によって、生きているのである。」ガラテヤ人への手紙 2章19~20節
「ひとりのみどりごがわれわれのために生まれた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、『霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君』ととなえられる。」イザヤ書 9章6節
「信仰の導き手であり、またその完成者であるイエスを仰ぎ見つつ、走ろうではないか。彼は、自分の前におかれている喜びのゆえに、恥もいとわないで十字架を忍び、神の御座の右に座するに至ったのである。」へブル人への手紙 12章2節
2. 人生の中で、イエスが中心におられないのは、どのような部分ですか。あなたの人生の中で、永遠のためではなく、この地上のために生きているのは、どのようなところですか?
3. 過去、そして現在におけるイエスのご性質をあなたの人生の中心に据えることができるよう、聖霊に助けを求めましょう。イエスが近くにおられること、そしてイエスの愛で心が満たされるよう、聖霊に願いましょう。心を開いてイエスの臨在を受け入れてください。今日、イエスを中心に据えた生活を送るための導きを、聖霊に求めましょう。
「このように、あなたがたはキリストと共によみがえらされたのだから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右に座しておられるのである。」コロサイ人への手紙 3章1節
聖書
この読書プランについて

私たちの人生は、一つの選択によって形作られます。それは、『誰を、または何を人生の中心に据えるか』という選択です。その選択は、私たち一人ひとりの、自分のあり方、感じること、何を誰を大切にするか、そして人生の終わりに何を成し遂げたかを形作る一連の選択の道へと導きます。自分自身やこの世のものを人生の中心に据えるなら、それは破滅へとつながるだけです。
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