偽りの思いわずらい

この７日間の聖書とデボーションでは、あなたの心が心配や不安に打ち勝てるように、聖書の真実に根ざした実践的なツールを紹介します。まずは、夜眠れない理由を特定してみましょう。寝たいのに寝られない夜、あなたの頭の中でどのような思いや考えがぐるぐるしていますか？ お金のこと？ 人間関係のこと？ キャリアのこと？ そうしたことを書き出しておきましょう。先に進むにつれてこれらの思いわずらいを聖書の真実に置き換える方法を学びます。

「それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。……だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」（マタイによる福音書 6章25～26節、34節）

思いわずらいの根っこは恐れです。恐れは神から来るものではありません。つまり、思いわずらいの中心には敵がいるのです。そして、聖書ははっきりと記しています――悪魔は偽り者です（今日読む聖句参照）。思いわずらいが語るうそを指摘し、それらのうそを神にゆだね、神の言葉の真理で置き換えていきましょう。先ほど書き出した頭の中でぐるぐるしていた思いの中で、敵があなたに信じさせたいうそは何でしょうか？ マタイによる福音書の御言葉（みことば）から、偽りをどのように真理と置き換えるか考えてみましょう。