摂食障害を乗り越えるための希望の7日間サンプル
人間関係の大切さ
トリガー(引き金)となるものから心を守ることを学ぶと同時に、自分に正直になって、人間関係を傷つけないようにする必要があるかどうかを見極めることも重要です。有害な関係が 常に 有害だと限らないのが非常に厄介です。何もかもがすばらしい人間関係に恵まれ天にも昇るような気分だったのに、突然すべてが崩れ去り、自分の価値を疑ってしまうこともあるでしょう。
心の傷を癒やすことに集中するときに重要なのは一貫性です。神の御心(みこころ)を絶えず喜ばせないような人間関係を断ち切ることは、回復に大きな効果をもたらすでしょう。聖書はこのことをはっきりと示しています。
知恵ある者とともに歩む者は知恵を得る。愚かな者の友となる者は害をうける。(箴言 13章20節)
まちがってはいけない。「悪い交わりは、良いならわしをそこなう」(コリント人への第一の手紙 15章33節)
鉄は鉄をとぐ、そのように人はその友の顔をとぐ。(箴言 27章17節)
だから、あなたがたは、今しているように、互に慰め合い、相互の徳を高めなさい。(テサロニケ人への第一の手紙 5章11節)
良い指揮によって戦いをすることができ、勝利は多くの議する者がいるからである。(箴言 24章6節)
どんな人たちと付き合うべきかを教えてくれる聖句がたくさんあるのは、それがどれだけ神にとって重要かを証しています。健全な心と体のために、および全力で神に仕えるために、神の教えは必要不可欠です。あなたの親しい人たちは、神が創造された存在になろうと努めていますか?神の言葉の知恵と真理をもって、あなたに助言をしているでしょうか?あなたを励まし、育ててくれますか?もし答えが「ノー」なら、その人間関係を考え直すべき時かもしれません。完璧な人は誰もいません。ですが、心を通わせ、寄り添うと決めた相手は、常に最高の自分でありたいと思わせてくれるはずです。
もし一緒に暮らしている親や配偶者との関係に問題があるなら、カウンセラーにプロのアドバイスを求め、あなたの健康にとって何がベストなのかを判断してもらうとよいでしょう。これは熱心な祈りとともに、壊れた関係に奇跡を起こせるでしょう。
この読書プランについて
摂食障害(訳注 英語では"Eating Disorder"、EDとも略す)は聖書や 信仰に関連して語られることもなく、大きく誤解されています。聖書がこの試練を具体的に扱っていなくても、あなたの闘っている摂食障害について、知恵や真理、癒やしを神の言葉に求めることができます。
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