摂食障害を乗り越えるための希望の7日間サンプル

7 Days of Hope for Overcoming Eating Disorders

7日中 3日

恵みは完璧主義に勝る

摂食障害は気がつくと悪循環になっていることがあります。そこから抜け出したくても、どうしたらよいのかわかりません。ようやく癒やしと自由への道を見つけたと思ったとたんに何かがトリガー(引き金)となって、今までの努力もむなしく、また同じ痛みと苦しみに襲われることもあります。いずれにせよ摂食障害との闘いで受ける精神的なダメージから絶望を抱いてしまうかもしれません。

でもあきらめないでください。希望はあります!「がんばらないといけない」というプレッシャーが「絶対無理」「一生このままだ」といった不安やネガティブな考えのトリガーになるかもしれません。しかし覚えておいてほしいのは、目標は完璧になることではなく、前進することです。完璧という鎖から解き放たれた自分を想像してみてください。実際に今から1分間、想像してみましょう。どのくらい自由を感じられますか?今、この瞬間から完璧を求める気持ちを、回復の過程から捨ててしまってよいのです。

この過程で、新しいことに挑戦したり、知識を得たり、つまずくこともあるでしょう。失敗したからといって、健康でなくなるわけでも、立ち直れないわけでもありません。私たちの神は無限のチャンスを与えてくださる神です。神の恵みと希望を胸に、前を向いて進み続けましょう。もし失敗したり不安になったら、神は今も変わらず良いお方であり、あなたと共にいてくださることを思い出してください。神はあなたに先立って行き、あなたを見放さず、見捨てません。神の慈しみは朝ごとに新しいのです。先のことを考えてくじけそうになったら、ひとまず立ち止まり、このことを思い出してください。

「あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」(マタイによる福音書 6章34節)

先のことばかりに目を向けていると、不安でいっぱいになるかもしれません。健康でいるためには努力と正しい判断をどれだけしていかなければならないのかという現実に直面するからです。しかし誘惑に耐え、今日一日だけに集中して、神の御心(みこころ)を行うことと神を尊ぶことを選択し、そこに目を向けてください。そうすればキリストと共に、この闘いに勝つ意欲と自信が湧いてきます。

そもそも私たちは完全な存在ではありません。神を必要とし、神の恵み、あわれみ、無条件の愛に頼るように、神は私たちをお造りになりました。そしてキリストに従う者である私たちの目標は、できるだけキリストに似た者となることです。キリストの足跡をたどり、キリストをたたえられる生き方を目指すことが大切です。その最も良い方法の一つは、キリストが私たちをゆるしてくださるように、人をゆるし、自分自身をもゆるすことです。もし、反感を買ったり、失敗したり、失望するようなことがあっても、ネガティブな思考に陥らないように、失敗を繰り返さないようにしましょう。自分をゆるし、イエスを仰ぎ見つつ、与えられた今日という美しい一日に集中しましょう。

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この読書プランについて

7 Days of Hope for Overcoming Eating Disorders

摂食障害(訳注 英語では"Eating Disorder"、EDとも略す)は聖書や 信仰に関連して語られることもなく、大きく誤解されています。聖書がこの試練を具体的に扱っていなくても、あなたの闘っている摂食障害について、知恵や真理、癒やしを神の言葉に求めることができます。

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この読書プランを提供してくださった、ケイシー・パディラさん(Kasie Padilla)に感謝します。詳しくては次のサイトをご覧ください。 https://www.westbowpress.com/en/bookstore/bookdetails/841001-31-days-of-hope-for-overcoming-eating-disorders