夢と幻

神の御声（みこえ）をどのように聞き分けますか。何よりも第一に、神はみことばである聖書を通して語られます。神が他のどのような方法で語られたとしても、みことばと必ず一致するはずです。

神は祈りを通して語られます。

神は周りの信徒、指導者、預言者を通して私たちに語られます。

神は幻や夢を通して語られます。

ヨエル書2章28～29節では、主の日に関する預言の中で、終わりの時に聖霊が注がれることについて書かれています。「あなたがたのむすこ、娘は預言をし、あなたがたの老人たちは夢を見、あなたがたの若者たちは幻を見る」とあります。

いつ来るのかはわからない終わりの時ですが、この預言を知っていれば、夢や幻を見る準備ができるでしょうし、そして、それが起きたときには、耳を傾けるべきです。

民数記12章6節では、神がお遣わしになった預言者たちが見た夢や幻が真実であることを、神自身が証（あか）しされています。

夢を見たり、幻を見たりしたときには、まずはじめに「これはあなたからのものですか」と神に尋ねることです。みことばと神のご臨在によって、それが神からのものであると確信したときは、次に「これをどのようにしたらよいのですか」と尋ねなければなりません。神がくださったからには理由があるはずで、その理由を見つけ出さなければならないのです。

私たちはすでに終わりの時を生きていると信じています。そして終わりの時には神が夢や幻を通して私たちに語られると約束されているのです。神がこのように語りかけてくださることを待ち望み、神が語られたときにはしっかりと耳を傾けるべきです。