静まって ― 神との時間を持つためのシンプルな手引きサンプル

Be Still: A Simple Guide To Quiet Times

5日中 1日

静まって ―あなたのエデンの園はどこですか? ―

今日の箇所には、神がエデンの園を創造された本来の目的について書かれています。それは神がアダムとエバといつでも一緒に散歩をしたり、語り合ったりするためです。

詩篇46編10節に「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」というすばらしい箇所があります。

この箇所は、静まることを知り、そして歴史の中で影響を与え続けている神について知るきっかけとなるでしょう。

私は朝起きると大抵コーヒーを入れ、思いを書きとどめるための日記、それから聖書と本を何冊か手に取り、居間の隅の決まった椅子に腰掛けます。思いを落ち着かせ、神と出会うための空間に身を置く時間を持つのです。

祈りとは、神との関係、神との出会い、神との対話に心を向けることであって、それがすべての行動の源であると私は信じています。あてのない人生に神との関係において意味が与えられます。神との関係は共同体(コミュニティー)や弟子訓練を通してだけでなく、神への個人的な献身的生活習慣を身につけることによって深まります。

アダムとエバが日々神と一緒に散歩をしたように、私たちも神と静かな時間を持つことでその関係が深まります。祈り、聖書を読み、内省を通して、神に耳を傾けます。静まる時間とは、こちらから神に語りかけるだけでなく、神に語りかけていただく時間です。

静まる時間とは、神に出会うことを意味します。この「出会う」というのは、神と対話をするということを意味しています。

それを意識してすることがカギとなります。聖書は特定の場所特定の時間に定期的に意識して会うことから始まりました。

今日の聖書箇所で読んだ通り、人類と神の最初の出会いはエデンの園で始まりました。

神はアダムとエバと喜びのために毎日、散歩に出掛けました。 これが本来の創造の目的でした。

アダムとエバが立ち止まり、待ち、耳を傾け、神と歩き、語り合う準備をしている様子を想像してください。これが本来の静かな時間の姿でした。

私たちは生活の中に、神と定期的に会い、共に歩き、神と語り、耳を傾ける、そのような場を意識して作り出す必要があります。

あなたのエデンの園はどこにありますか。

へブル語の「ガンナ(gannah)」という言葉は庭園(訳注:英語では"garden")という意味ですが、文字通りには、「覆われた、隠された場所」という意味があります。私たちはみな、覆われた、隠された場所で神と出会う必要があります。

人生は移ろい変わりますし、静まる時間を持つのが簡単なときもあります。1日のうちに1時間をささげる時間があるかもしれませんし、学校の勉強の合間に数分しかないときもあるかもしれません。神はあなたの事情を知っていますが、あなたを待ち望んでいるのです。

あなたが静まり、神と出会う場所はどこにありますか。

2

この読書プランについて

Be Still: A Simple Guide To Quiet Times

「静まりなさい。」このシンプルな言葉は、ある人にとってはゆっくりするきっかけとなるでしょう。またある人は静まることなどできないと感じたり、騒がしい現代社会において静まり続けることは難しすぎると思ったりするもしれません。ブライアン・ヒーズリー(Brian Heasley)は心を静めるためには動きをとめる必要はなく、忙しい生活の中にあっても、神と静かな時間を過ごすことができると教えています。

More

この読書プランを提供してくださった24-7 Prayerに感謝します。詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.amazon.com/Be-Still-Simple-Guide-Quiet/dp/0281086338/ref=sr_1_1?dchild=1&keywords=be+still+brian&qid=1633102665&sr=8-1