BibleProject | ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅サンプル

BibleProject | ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅

40日中 14日

次の章では、イエスは目の見えない人に視力を与えながら、神の逆転の王国で生きることについて教えます。しかし、その神の国の中で住み始める前に、まずその国に入らなければなりません。謙虚になって完全に神に頼らなければ、誰も神の国に入ることすらできないのです。ある人は自分自身を信頼し、このことを理解しないので、イエスはこのたとえ話をされました。

ある日、神殿に祈りに行った二人の男がいます。一人はパリサイ人で、聖書の知識と神殿での指導力でよく知られています。もう一人は取税人で、腐敗したローマ帝国の占領下で働く裏切り者として軽蔑されていました。パリサイ人は、自分が誰よりも聖なる者であることを心の中で祈り、そのことを神に感謝します。しかし、もう一人の取税人は、祈りながら顔を上げることさえできません。彼は悲しみのあまり胸を打ち、「神よ、罪人の私を憐れんでください」と言うのです。イエスは、その日、取税人だけが神の前で義とされて家に帰ったと説明します。そして、この衝撃的な立場の逆転が神の国を説明しています。自分を高くする者はみな低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。

このイエスの言葉に続いて、ルカはイエスの生き方を通して、この謙遜というテーマを深堀りしています。ある時、親たちが、イエスに祝福してもらおうと、赤ん坊をすぐそばまで連れて行きました。弟子たちは、このことを邪魔で不適切であると考えました。弟子たちはその家族を叱りつけ、追い返そうとします。しかし、イエスは小さな子どもたちのために立ち上がり、「子どもたちを私のところに来させなさい。子どものように神の国を受け入れない者は、そこに入ることができない」と警告しました。

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この読書プランについて

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『ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅』では、40日間をかけてこの二つの書を学びます。このプランは個人で、家族で、またスモールグループですることができます。短いアニメーションや分かりやすいまとめがあり、著者・ルカによる巧みな構成と流れを掴むことによって、イエスについてより一層深く知ることができるでしょう。

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