心の中の戦場サンプル

不信仰に打ち勝つ

時に霊的な戦いについて誤った印象を持ってしまいます。悪魔が敵であり、毎日戦わなければならないことは分かっています。しかし、それだけではありません。もしクリスチャンの日常が戦いだけというのなら、毎日いつも戦っていく元気はなくなってしまうことでしょう。

クリスチャンの生活は喜びと平安です。神は私たちを満たしてくださいます。また安らかにいることができます。私たちの生き方が神をほめたたえることになるのを知っているからです。

今日の聖書の箇所で、ペテロは敵に警戒するよう警告しています。そのことだけに注目してしまいがちです。しかし、その直前の箇所では「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです」と語っています。神の愛を思い起こさなければなりません。

サタンは私たちの信仰を損ねようとします。「もし神が本当に気にかけているのなら、どうしてお前はそのような試練を受けなければならないのか？」「もし神がお前を本当に愛しているのなら、このような扱いをするものか？」このように神の愛や、神の計画を疑わせることができれば、不信仰の種を植えたも同然です。

試練や患難が起こった時（それは必ず起こります）、あなたは自分で選ぶことができます。ペテロが語ったように、思い煩いを神にゆだねることができます。夜がいかに暗くとも、いかに状況が悪くとも、神はそばにいるだけでなく、あなたを愛し、助けてくださいます。

祈り―天の神様、敵は私を不信仰に陥れようとし、あなたの力強い愛を否定させようとします。しかし、アブラハムのように、私はあなたの約束に依って立ちます。あなたがいつも共にいてくださるという約束に安息を得ることができます。ありがとうございます。アーメン。

Joyce Mayer著『Battlefield of the Mind Devotional（心の中の戦場）』著作権©2005年 Joyce Meyer、FaithWords出版、無断複写・転載を禁ず。