クリスマスを待ち望む心 ― 毎日のデボーションサンプル

Postures Of Advent: A Daily Christmas Devotional

27日中 9日

ある年は、何も感じないこともあります。この季節に感じるはずのクリスマスの喜び。私たちの救い主がこの地上で私たちと一緒にいられるように肉となった日とともにある賛美と喜びです。またある年は、とても負担に感じることもあります。

ニュースで目にするものの重さに、リビングルームにクリスマスツリーを飾ることの浮かれた気分がかき消されます。

コロナ禍がもたらした深い混乱、喪失、苦悩の一年を経て傷ついた心の鼓動は、スピーカーから流れるクリスマス・キャロルよりも大きく響きます。

世の中の不公正のせいで、絶望の中で泣き叫ぶ兄弟姉妹の声が、私たちの礼拝の合唱以上に深く私たちの心に響いています。

詩篇3編は、私たちの時代に書かれていたとしてもおかしくはありません。

ダビデの詩篇の文脈に注目してください。ダビデは恐れと悲しみの中で神に向かって叫びます。息子のアブシャロムは、謀反を起こして自分を倒そうとしている。自分の子供にそんな風に傷つけられたらどんな気持ちになるか想像できますか?

この詩篇を通じて、ダビデの悲しみがあふれ出ているのが見られます。自分を攻撃しようとする大勢の人々に打ちのめされています。しかし、そのような現実の中にあってさえ、ダビデは揺るがされることを拒みました。

深呼吸をして、もう一度詩篇を読み返してみてください。神に向かって叫ぶダビデの姿に注目してください。

周りのすべてが崩れても、主が盾として守ってくださり、救い出してくださるとダビデは確信していました。その姿はこのクリスマスシーズンに思い出すべき価値のあることを教えてくれます。

ふりかえり

  • 恐怖と混乱の中でのダビデの様子について何か気づきましたか?
  • どのような言葉が心に残りましたか?
  • 困難な時に心と顔を神に向けることは、あなたにとってどのようなことでしょうか?

共に、私たちを縛る鎖から解放するために生まれた救い主に顔を上げましょう。

Day 8Day 10

この読書プランについて

Postures Of Advent: A Daily Christmas Devotional

どのような姿勢でクリスマスに臨(のぞ)むかによって、アドベントの奇跡をどう体験できるかが大きく左右されます。 この4週間にわたる日々のデボーションを通して、イエスに心を明け渡し、再びイエスに焦点を合わせ、私たちの王の恵みを受け入れるように導いていただきましょう。目でしっかりと見つめ、顔を上げ、膝をかがめ、手を開き、両腕を大きく広げるという、五つの異なる姿勢をとおして進んでいきましょう。

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このプランを提供してくださったコンパッション・カナダ(Compassion Canada)に感謝します。詳細については次のサイトをご参照ください。 http://cmpsn.ca/YV