クリスマスを待ち望む心 ― 毎日のデボーションサンプル

Postures Of Advent: A Daily Christmas Devotional

27日中 10日

希望とは不思議なものです。簡単に持つことができるのに、いつの間にか失われてしまったり、物事がうまくいっているかぎりは、しがみつきやすかったりします。希望の言葉は私たちの祈りの日記や、壁を飾るアートに使われます。私たちの文化であまりにも浸透しているため、力強さが失われたのかもしれません。

ヘブル人への手紙 6章19節では、神の子イエスによって私たちが持っている望みは、たましいの錨(いかり)であると伝えています。

荒れ狂う嵐の中で船を固定する錨(いかり)のように、世界が足元から揺れ動いているときでも、私たちがもはや何が正しいのかわからないときでも、そしてあきらめそうになるときでも、キリストの希望は揺るぎません。

息子が自分を倒そうとしたときのダビデのように、処女の胎内に神の子を宿すという知らせに心を揺さぶられたときのマリアのように、私たちは、崩壊しそうなこの世の中で、真実で永続する希望を約束してくださる神にすがるよう招かれているのです。錨(いかり)のように、キリストを通して私たちが持つ希望は、しっかりとしていて、常にそこにあり、揺るぎないものです。

ふりかえり

  • キリストの希望に対する、漠然とした良い考えは、混乱やトラブルがあった場合、どうすれば具体的な命綱に変えられるでしょうか?
  • このクリスマスシーズンに、希望が持ちにくくなる心の持ち方をしていませんか?
  • 神の望みにしっかりと立ち、その確固とした永遠の望みにむかってあなたの顔を向け続けるよう思い出させてくれる聖句はほかにもありますか?

今日は神の希望を持ち、それをたましいの支えとしましょう。

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この読書プランについて

Postures Of Advent: A Daily Christmas Devotional

どのような姿勢でクリスマスに臨(のぞ)むかによって、アドベントの奇跡をどう体験できるかが大きく左右されます。 この4週間にわたる日々のデボーションを通して、イエスに心を明け渡し、再びイエスに焦点を合わせ、私たちの王の恵みを受け入れるように導いていただきましょう。目でしっかりと見つめ、顔を上げ、膝をかがめ、手を開き、両腕を大きく広げるという、五つの異なる姿勢をとおして進んでいきましょう。

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このプランを提供してくださったコンパッション・カナダ(Compassion Canada)に感謝します。詳細については次のサイトをご参照ください。 http://cmpsn.ca/YV