人生に打ちのめされそうな時サンプル
神の言葉は憂いを晴らす
しばらく前、いくつか人生の問題に私は悩んでいました。頭の中はこんがらがり、期待したように物事は進まず、恐れ、いらいらさせられ、行き詰まりました。さらにやりたくないことに直面し、まるで冷や水を浴びせられたように気がくじけ、憂鬱な気分になってしまったのです。
小一時間ぐらいは「ああ、私ってかわいそう」と自己憐憫(じこれんびん)にひたっていたでしょうか。その時、朝のデボーションで読んだ詩篇136編のみことばがぱっと心に浮かんだのです。「主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」
この詩篇を読んだことがある方なら、26節あり、すべての節が「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」で終わることをご存じでしょう。読んでいる時には少々繰り返しすぎなように感じますが、神が何かを何度も言われる時には、そこに私たちに強く伝えたいことがあると思うのです。
読んだ時には余裕がなくて、みことばは心に入ってきませんでした。でも、その自己憐憫の間にもう一度心に浮かんだ時には、全身全霊をもってこう感じたのです。すごい! 神のいつくしみは「とこしえに」絶えることがないのだ! 神は本当に良い方だ! ああ、すべてうまく行くんだ! と。
霊的なことを言葉で言い表すのは難しいのですが、私が言えることは、それは間違いなくすばらしい瞬間だったということです。神の喜びがほとばしり、憂いが晴れ、この日を生き延びるだけではなく、必ず成功するという思いに満たされました。私はキリストにある勝利者なのです!
ネヘミヤ記8章10節はこう言っています。「主を喜ぶことはあなたがたの力です。」神の力に私は満たされ、ただ主を賛美するばかりでした。すべてがうまく行くとわかったのです。
この読書プランについて
この激動の時代に生きる時、つらいことが人生で何度も起こるでしょう。私たちは簡単に打ちのめされてしまいます。しかしあなたにどのようなことが起ころうとも、神はすべてご存じです。そして乗り越えてゆくために、のがれる道を備えてくださるのです――いつ、いかなる時でも。祈りつつ神に歩みよれば、どのような状況でも神の答えにたどり着けるのです。
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