創造ー「フィード・カテキズム」シリーズ１サンプル

父と子と聖霊とは何か？

父なる神、子なる神、聖霊なる神は共におられ、善、知恵、力において等しく神である。

地上において、いや天においてでさえも、神が唯一でありながら、父と子と聖霊として共におられることを不思議に感じたことはないだろうか？時々、計算が合わないように思えることがある！

音楽で例えてみよう。ある音を出すために、音楽家は一つの音だけでなく、二つや三つの音を使うことがある。この三つの音の組み合わせは、最も美しい音を作る。しかし、音楽家が三つの異なる音を使ったからといって、三つの異なる音を作ったことにはならない。それは一つのコードが一つの音を出しているだけだ。一つの和音は三つの調和のとれた音で構成されている。これは単なる例えだが、おそらく役に立つだろう。神は唯一でありながら、父、子、聖霊という三つの位格が愛と調和の中に存在している。

つまり、これはこうも言える。神は決して一人ではなく、常に愛の中にいる。それが神であり、神の御性質である。

神がご自分のかたちに似せて、私たちを創造されたとき、三位一体のかたちにかたどって創造されたのを知っているか？

つまり私たちも、愛のある関係のために創造されたということだ。私たちが孤独でいるのは良くない。けれども、神ご自身のように、私たちは互いに愛し合う関係になるよう作られている。

神は常に共におられ、唯一であられ、常に父と子と聖霊という愛の中におられるのは、あなたにとって、どういう意味だろうか？

今日、使徒信条を読み、祈りの時間を持とう。

我は天地の造り主、

全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、

処女（おとめ）マリヤより生れ、

ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、

陰府（よみ）にくだり、

三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、

全能の父（ちち）なる神の右に座したまえり。

かしこより来たりて

生ける者と死にたる者とを審（さば）きたまわん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、

聖徒の交わり、

罪の赦し、

身体（からだ）のよみがえり、

永遠（とこしえ）の生命（いのち）を信ず。

アーメン