FCA：アスリートの心サンプル

情熱的なプレー

Set
 

全米女子プロバスケットボール（WNBA）の世界において、私はとても競争心の強い選手として知られていました。勝つためならルールのギリギリのところまでやる、それが私の信条でした。でも一方で、人が私のことを汚いやり方をする選手だと言うのが、本当に嫌でした。そこで私に近い人達、夫や母親に助言を求めました。また、クリスチャンの友人、WNBA界のレジェンドと呼ばれるリサ・レスリー選手、そして私のチームに所属している牧師にもアドバイスを求め、心を割った会話を持つことが出来ました。

そして最終的に悟ったことは、全力でプレーしないことは、神様に100％自分を捧げていないということです。それに気付いて次に考えたことが、神様を敬いながらそれをどう保つか、でした。それに納得するには数年かかりましたが、最終的にはベストを尽くして戦いながらも、神様にそぐわない考えや言動をしないプレーに行き着いたのです。自分の情熱を上手くコントロールすることで、バスケットボールを通じて神様の栄光を心から讃えることが出来るようになったのです。

情熱を持ってプレーすることは、自分のベストを神様に捧げること、そしてそれを卓越すること以外の何物でもないと思っています。それはプレーをするコートに限らず、私の人生のどんな側面にも及びます。他者に対する接し方、夫に対し良い妻であること、周りに主イエスのことを伝え、神様のために何事も「情熱を持って」おこなうことだと思います。

アスリートとして、トレーニングや練習中、またはプレーの最中にどれだけ自分の情熱を引き出せるかはとても大事なことです。それと同じぐらい神様と素晴らしい関係を築くこと、また神様があなたに求めておられる素晴らしい関係をほかの人たちと築くことも重要なのです。それこそが、神様の情熱によって生き生きと生きる人生なのです。 

–デリシャ・ミルトンージョーンズ

Go
 

1. あなたが今一番情熱を燃やしていることは何ですか？
 

2. 情熱を持つことと、優れていること（卓越性）との関係についてあなたはどう思いますか？
 

3. コロサイ人への手紙 ３章２３節を読んで下さい。あなたの人生において、単に自分が情熱を持つだけではなく、どうすればベストを追求することが出来るでしょうか？

Workout
 

マタイの福音書 ５章１４－１６節、伝道者の書 ９章１０節、第二テモテへの手紙４章７節

Overtime
 

主よ、私がすること全てにおいてベストを追求出来るよう、私の心に情熱の火をつけてください。あなたを心から求め、他者に仕え、あなたの栄光の為に、私のスポーツに取り組みます。アーメン！