FCA：アスリートの心サンプル

解放（Breaking Free）

Set
 

私は、2008年に初めて米国代表のオリンピックサッカーチームに選ばれました。当時私はまだ大学生でメンバーの中では最年少の一人でした。既にスター選手として有名だったあのアビー・ワンバック選出が怪我で出場出来ないことから、彼女の代わりとして選出されたのです。 

2012年にもオリンピック代表として選ばれましたが、この時は幾つかのメジャーな大会も経験したベテランとしての参加でした。2008年に金メダルを獲得したオリンピックと2010年のFIFAワールドカップがそうです。オリンピックとFIFAとでは大会の様相が大分違いますが、同じ事もあります。計り知れないプレッシャーが付きまとうことは同じでした。 

高い期待に応えるプレッシャーに耐えるのは、大変難しいものです。悪いゲームをしてしまうと、責めるのは誰でもなく自分です。逆に良いゲームをすると、そこで過信が生まれ、知らず知らずのうちに自分の足を引っ張ってしまうこともあります。一番難しいのは、いかにそのスポーツを楽しみ、プレッシャーによって自分のパフォーマンスに悪影響を与えたり、その過程の喜びを奪われたりしないことです。

そこで、期待に伴うプレッシャーから解放されるために、必ずやるべきいくつかの重要なステップがあります。第一のステップは、あなたが自信を持つ存在は、あなた自身ではなくイエスである、と認識することです。第二のステップは、主イエスにおいてあなたのアイデンティティ（あなたは何者であるか）を認識することです。そして最終的なステップは、あなたがやっているスポーツは   ローマ人への手紙 １２章１節で言っているように,   あなたの霊的な礼拝の体現であることを忘れないことです。キリストによって祝福されたあなたの才能（賜物）は、最終的には、キリストのものだからです。

これらのステップは、あなたを高い期待からのプレッシャーから解放する助けとなります。また、本当の喜びをあなたに与え、あなたがするすべてのことにおいて神様に栄光を帰すことを可能にします。

– ローレン・チェニー

Go
 

  1. アスリートとしてプレッシャーを感じた時のことを説明してください。また、それがどのようにあなたのパフォーマンスに影響を与えましたか？
 

  2. 上記の３つのステップのうち、どれをこれまでの人生の中で実行したことがありますか？どれが一番実践が難しいと思いますか？

   3. 第二コリント人への手紙   ３章１７節を読んでみましょう。主の御霊をアスリートとしての生活に受け入れることでどのように自由が生まれ、またプレッシャーと向き合うことが出来るでしょうか？

Workout
 

ローマ人への手紙 １２章１－２節; テモテへの手紙 Ⅱ １章７節; ヨハネの福音書 ８章３２節

Overtime
 

主よ、世俗的な期待とそれに伴うプレッシャーから私を解放してください。どうか私の考え方を変えて、あなたしか与えることが出来ない喜びで私の心を満たしてください。アーメン！