贈り物サンプル

The Gift

5日中 5日

不思議な御業を思いめぐらし礼拝する

数百年間、人々はイエスを待っていました。ですからもしあなたが何かを心待ちにしている状態にあってこのクリスマスを迎えるならば-それはあなただけではありません。そして待つということの中には私たちが礼拝する方を強く思い起こさせてくれる力があるのです。

神は一瞬のうちに私たちを救うことができるはずですのに、ご自分の御子を私たちに送ることを選んでくださいました。私たちとともに生き、ともに苦しみを受け、私たちのために死ぬために私たちの間に宿ってくださる方、それは私たちが努力の結果得られるものでなく、また決して受けるに値しない私たちへの完璧な贈り物でした。

この時期はクリスマスの準備で忙しくなりすぎて、神からの贈り物が私たちと「ともに」おられる方だということを、ときどき忘れてしまいます。私たちは間違った心のままで正しいことを行おうとして、いらだたしさを募らせてしまいます。イエスという贈り物は、私たち自身がふさわしいからでも、私たちの努力で得たのでもなく、神ご自身の御性質と神からの恵みによるもの、ということをあまりにも簡単に忘れてしまいます。

しかし今年のクリスマスの日々、もう忙しく動き回る必要はないのです。恵みの贈り物について思い出して深く考えるために、私たちは立ち止まっていいのです。贈り物が教えてくれるのは、大きな努力を払うことをやめ、ストレスをかけるのをやめ、自力で神に近づく方法を勝ち得ようとするのをやめること-その代わりに、イエスがご自身を私たちに与えるために来られたことを贈り物として受け取ることです。

博士たちは自分たちのやり方で神へ近づく道を獲得しようと贈り物をささげたわけではありません。礼拝で定められた手順でも、祝福されることを期待してささげた贈り物でもありません。そうではなく博士たちがささげた贈り物とは、礼拝したいというあふれるほどの思い、驚くべき不思議なことが起きたという彼らの思いのなせるわざでした。

私たちも彼らのやり方に従いましょう。義務から生じた従順でささげるのではなく、完全な贈り物を贈ってくださった神へのあふれる情熱からささげましょう。

博士たちがささげた贈り物は、今日の私たちの希望の源です。なぜなら私たちがどなたを礼拝しているのかを思い出させてくれるからです。その方とは、ご自分の御子を、私たちの王、いやし主、救い主として贈ってくださった神です。

このクリスマスの時期、せわしなく急ぐことを止めましょう。そしてイエス—私たちのよみがえりの王—の御降誕を思い出して、驚くべき不思議な御業を喜び受け入れて過ごすことを始めましょう。

祈りましょう。「神様、あなたが完全な贈り物として私たちにご自分の御子、イエス様を送ってくださったことに感謝します。あなたが私のためにしてくださったことに対して、わたしの心が向けられますように、そしてあふれる恵みの贈り物をしっかりと受け取れますように助けてください。私が急ぎすぎるのをやめ、あなたが成し遂げられたこと、そしてあなたという方について、驚くべき不思議な御業を思いめぐらし礼拝をささげられますように助けてください。イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン」

実行しましょう。今日は静まる時間をとり、いつもの生活のペースを落として神の御言葉に耳を傾け、神である主を礼拝しましょう。

4

この読書プランについて

The Gift

クリスマスは一年で最もワクワクする時、なのに、せかせかと過ごしてしまうこともしばしばあります。今年は、神の不思議な驚くべきわざに満ちたクリスマスを取り戻してみたらどうでしょうか?この5日間の読書プランでは、クレイグ・グローシェル牧師(Pastor Craig Groeschel)の『The Gift(贈り物)』シリーズより、博士たちがイエスにささげた三つの贈り物を通して、今日生きる私たちが神の不思議な御業(みわざ)にふれ、礼拝をささげることを学んでいきます。

More

このプランをご提供下さった、Life.Church の皆様に感謝申し上げます。詳細につきましては、こちらのウェブサイトをご参照下さい。 https://www.life.church/

関連項目