Better Together−ともに歩み、ともに築くサンプル

神と富、どちらに仕えますか？

私たちの社会には、「もっともっと」とより多くを手に入れることを追い求めるかのような物質主義が蔓延（まんえん）していると思いませんか？隣近所にやっと追いついたとひと息ついていたら、彼らはローンの借り換えをしたり、はたまた破産申請をしたりします。また、これですべてを手に入れたと思ったら、今度はクリスマス商戦が始まり、目新しいものがあれもこれもなくては生きていけないかのような気にさせられます。

「手に入れること」が重要視される社会の中で、優先順位を正しくぶれずに持ち続けることは容易ではありません。一番多く持っている人が勝ちでしょうか？答えは「ノー！」です。多くを持っている人もやがては最期の時を迎えます。お金持ちにも貧しい人にも、死は平等に訪れるのです。

物質主義につける薬はひとつしかありません。「惜しみなく与えること」です。惜しみなく与えるたびに、あなたは霊的な勝者となります。そして、与えるたびに心が成長し、物質主義のしがらみから解放されます。なぜでしょうか？それは、物質主義は「もっともっと」とより多くを獲得することがすべてであり、人には一度手に入れたものを手放したくない習性があるからです。惜しみなく与えるとき、神はあなたが物質主義のしがらみから解放され勝利者になれるとおっしゃいます。

ですから、あなたが親であれば自分自身が与える姿を子供に見せることが大切です。惜しみなく与える親の姿を見る以外に、子供はいったいどこでそれを学べるでしょうか。あなたが惜しみなく与える姿を子供が見て学べるように、しっかりとお手本を示してあげてください。

マタイの福音書6章24節に「だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。」とあります。「するべきではない」ではなく、「できない」と書いてあるところに注目してください。神と富の両方に仕えることは、不可能なのです。人生においてふたりの主人に仕えることはできません。あなたは、どちらを主人とするかを選ばなければならないのです。

惜しみなく与えることを選びとってください。そうすれば、あなたの隣り人、そして神との関係が変えられるでしょう。神はあなたに惜しみなく与えてくださいます。そのようにあなたも惜しみなく与えるようになるにつれて、あなたは内側から変えられるでしょう。

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