Better Together−ともに歩み、ともに築くサンプル
信頼される人になるには
信頼は、友達や家族、またはスモールグループのメンバーとあなたとの距離を縮めてくれる心の接着剤です。信頼なくして、神が私たちに望んでいらっしゃるような親しい関係を築くことは決してできません。信頼関係のないところにはチームワークなどありえないのです。
箴言20章6節には「自分は真実だという人が多い、しかし、だれが忠信な人に会うであろうか。」と書いてあります。何千年も前に書かれた言葉ですが、私たちは今でも同じジレンマを抱えています。あなたは誰を信頼していますか?信頼に値する人を見つけるにはどうすればよいですか?それはさておき、あなた自身が信頼に値する人になり、周囲の人たちからの信頼を得るにはどうしたらよいと思いますか?
1.忠実な人は信頼されます。新約聖書のルカによる福音書16章10節には「小事に忠実な人は、大事にも忠実である。」と書いてあります。今日(こんにち)、誰もが、はっきりと人目に付くやり方で神に仕えたいと思っています。しかし神は、小さなことに忠実になることによって信頼を築きなさい、とおっしゃいます。誰も見ていなくても、神は見ていらっしゃいます。神はすべてをお見通しです。そして、あなたが小さなことに忠実ならば、さらに大きなことをお任せになるとおっしゃるのです。
2.秘密を守る人は信頼されます。口が堅い人は信頼されます。サドルバック教会のスモールグループには、グループ内で話したことは口外しないというきまりがあります。スモールグループのメンバーは、自分が打ち明けたどんな個人的な話も外部へは漏れないと信頼しています。箴言11章13節には「人のよしあしを言いあるく者は秘密をもらす、心の忠心なる者は事を隠す。」と書いてあります。
3.相手の心に寄り添う人は信頼されます。信頼を得るためには、共に時間を過ごさなくてはなりません。聖書には「友はいずれの時にも愛する、兄弟はなやみの時のために生まれる。」(箴言 17:17)と書いてあります。これは近しい間柄を意味します。距離のあるところには不信感が生まれます。あなたは、知らない人を信じることなどしないでしょう!ですから、人から信頼されたければ、一緒に時間を過ごすことです。共に過ごす時間が信頼を生みだすのです。
この読書プランについて
神が望んでおられるような人になり、この地上であなたに与えられた目的を達成するためには、仲間の助けが不可欠です。私たちはお互いを必要とし、キリストの御体(みからだ)においてお互いに属しているのです!この読書プランでは、人との関わりを通して歩む人生のあり方を、リック・ウォレン牧師がひも解いてくれます。
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