読書プラン情報

ガードレール―人生で後悔しないためにサンプル

Guardrails: Avoiding Regrets In Your Life

5日中 3日

性に関するモラルをコントロールするガードレールをもしその人が持っていたら、人生が完全に違ったものになっていただろうという人を、誰もが知っていたり、自分がそうであったり、もしくは将来そういう人を育てることがあるかもしれません。



そういうガードレールを持つという選択は皆が好んでするものではありません。それどころか、モラルの境界線に関していうならば、文化ほど境界線の際までおびき寄せる(そして失敗すると罰して恥じさせる)ものはありません。私たちは婚外の性行を素晴らしいものかのように描く映画を見たり、歌を聴いたり、本を読んだりしていますし、いつもそれらを楽しんでいます。でももしそれが現実になった時……私たちの知っている誰かが浮気をしたらどうでしょう?私たちは唖然(あぜん)としてしまうのです。 



ですから、こう警告できるでしょう―あなたが頑張ってモラルのガードレールを持とうとしても、この世の文化はそれに対抗してくるでしょう。しかし、今日の聖句では、使徒パウロがどうしてそのガードレールがそれほどに大切なのかを説明してくれています。



パウロは、性的な不品行は、他とは違う独特のダメージを与えるものと言っています。実際に、パウロは性的不品行を一つのカテゴリーとして分けていて、「自分のからだに対して罪を犯すのである。(コリント第一 6:18b)」としています。言い換えるならば、巻き込んだ他の人にとっても、それに加えて、自分にとっても悪いことなのです。さらには、この罪がもたらす結果から逃れられないのです。経済的なことについては完全に回復することができます。学業についても完全に回復することができます。しかし性的な罪は、そうはいきません。赦されますか?はい、確実に赦されます。これは神があなたを受け入れてくださるとか、愛してくださるのか、ということとは関係ありません。ただ、性的な罪に関しては、やり直しがきかないのです。



では、パウロのアドバイスはなんでしょう?「避けなさい」です。



「不品行を避けなさい。(コリント第一 6:18a)」それはどの夫も妻に望むものではないでしょうか?妻が夫に望むもの、兄が妹に望むものではないでしょうか?



ではどうやってそれを私たちのガードレールにできるのでしょうか。イエスが「罪」をどう定義したのかをまず見てみましょう。それから、性的な罪にどう当てはまるかをみていきましょう。イエスは宣教の間ずっと、他の人にとって最善のことが一番良いことであると教えました。そして罪は、それに及ばないものすべて、としています。「私自身」を「あなた」より優先することがあなたにとって最善とならない場合、それは罪となります。または「あなた」が自分を優先させることが「私」の最善とはならない場合、それは罪です。 



ですから、性的なことに関するガードレールは、他の人にとってベストでないことを私たちが犯してしまうという罪から守ってくれるのです。その人に恥ずかしい思いをさせることになりますか?その人のその後の人生で、ずっと秘密にしなければいけないようなことですか?その人が将来もつ人間関係を、ひそかに傷つけてしまうようなことでしょうか?もしそうであるならば、パウロは「避けなさい」というでしょう。 

2 4

この読書プランについて

Guardrails: Avoiding Regrets In Your Life

ガードレールは、危険な場所や立ち入り禁止地区に入らないよう設置されています。多くの場合、私たちは必要になるまでその存在に気づかず、危険な状況になって初めてガードレールがそこにあってよかった、と思うのです。もし私たちの人間関係や、金銭に関すること、キャリアのガードレールがあったらどうでしょう?どのようなガードレールになるでしょうか?将来後悔するような出来事からどのように守ってくれるでしょうか?これからの5日間、どのように自分のガードレール...

More

この読書プランを提供してくださったNorth Point Ministriesと、著者であるアンディー・スタンリー(Andy Stanley)氏に感謝します。詳細は次のウェブサイトをご覧ください。 https://www.anthology.study/anthology-app

YouVersionはCookieを使用してユーザエクスペリエンスをカスタマイズします。当ウェブサイトを使用することにより、利用者はプライバシーポリシーに記載されているCookieの使用に同意するものとします。