最高のリーダーになるための６つのステップサンプル

始める決意

私の妻エイミー、子供たち、そして職場のスタッフは、リーダーの育成は、私が単にやりがいを感じているだけではなく、私という人間そのものだと言います。リーダーが良くなればチーム全体が良くなる、と私は信じています。

ここで自問してみましょう。「自分はリーダーになりたいだけなのか、それとも、リーダーになることは自分が持って生まれたものなのか？」

あなたがこの問いにどう答えるかは重要なポイントです。なぜなら、ほとんどのリーダーはどんなことをしたいかを目標にし、それに基づいて成長プランを埋めつくしているからです。「もっと子供たちと一緒に何かをしたい、妻を優しくいたわりたい、チームのみんなの成長のためにもっと頑張りたい。」などです。しかし、最も影響力のあるリーダーはどんな人になりたいかに基づいて目標を立てます。「心から子供を愛する忍耐強い母親になりたい、妻を支え深く愛する夫になりたい、みんなの手本になるような上司になりたい。」などです。

最も影響力のあるリーダーは、まずなりたい人物像を決めて、そのために何をしたらよいかを考えます。

ノンクリスチャンの間でも、イエスが人類史上最も影響力のあるリーダーであることに異論を唱える人はいないでしょう。公生涯はたった三年間でしたが、その間に多くの人々が彼に従う決心をしました。二千年後の今でも、イエスの生涯をつづった本である聖書は永遠のベストセラーであり、世界の隅々にいたるまで、何十億もの人々が彼に従うことに人生を捧げています。

ヨハネによる福音書の中に、ご自身が何者かについてイエスが力強く宣言された場面が七か所記されています。それぞれの宣言を読むと、当時イエスがなさったこと、また今もこの世でしていらっしゃることが、イエスがどのような方であるかに完全に一致していることに気づくでしょう。

自分が何者であるかがわかると何をすればよいのかが明らかになります。具体的に言えば、「私がなりたい人物像ならどうするだろうか？」と自身に問いかけるのではないでしょうか。何をするにしても、小さなことから始めることをお勧めします。小さな鍛錬の積み重ねが、時と共に大きな結果をもたらします。

思いやりのあるリーダーになりたければ、少なくとも一日ひとつ励ましの言葉を書き留めるのもよいでしょう。きちんとしたリーダーを目指すのなら、ベッドメイキングから始めてみましょう。神の御心に従うリーダーになりたければ、毎朝神に話しかけましょう。まずは、どのようなリーダーになりたいかを決め、その後そのための行動を始めましょう。

神に語りかけましょう― 神様、あなたは私をお造りになり、私を知っておられます。私が何者であるかを教えてくださり、何をすればよいのかを理解する力を与えてください。

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