流産による悲しみの7段階サンプル

悲しみにはマニュアルがありません。流産の後いろいろな感情がわき、同じ流産は二つとありません。ただ一つ一貫しているのは、神様は真実なお方だということ、そして決してあなたから離れないというお約束です。神様はあなたが悲しみで暗い孤独の日々を過ごす間、ずっとそばにいてくださいます。

詩篇56篇8節でダビデは、彼の悲しみと流した涙を神様が一滴残さず皮袋にたくわえてくださり書にしるされたと言っています。神様はあなたにも同じことをしてくださったのです！

大切な命を失い泣き悲しむとき、神様はあなたの頬を伝って流れる一粒一粒の涙に気づいておられることを、どうか知っておいてください。神様が気付かずに起こることは何一つありません。ですから、あなたが心に抱える悲しみや落胆もよくわかっておられます。神様が忙し過ぎてあなたに気が付かなかったり、あなたの心を気に掛けないことは決してありません。

悲しむことを我慢しないでください。思い切り泣いてください。でも、あなたはダメだという敵のうそを、どうか受け入れないでください。敵は「赤ちゃんがいなくなった今のおまえは、ボロボロになった傷物だ」と思い込ませようとします。

敵は私に劣等感を植えつけて、何度も私の思考を攻撃しました。もし、あなたにも同じことをしているのなら、神様が恐るべき力であなたをすばらしく造られたことを、どうか声を大にして断言してください。神ご自身があなたを最高傑作として造られたのです。神様に失敗はありません。あなたはボロボロでも、傷物でもなく、これからも決してそうなることはありません。私たちがどんな苦難を経験しても、神様にとって私たちがどんな存在であるかは変わりません。

敵を黙らせ、うそを言わせない唯一の方法は、声に出して御言葉（みことば）を突き付けることです。聖書は剣であり、敵のすべてのうそに対して効果的な武器です。

母と子の絆は深く、強く、忘れられるようなものではありません。うつは現実の問題で適切に対処しなければ人生を変えてしまいます。もし、うつで苦しんでいるなら、どうか隠したり放っておかずに助けを求めてください！ 

あなたは独りぼっちで悲しんでいるのではありません。あなたを心から愛する神様がともにおられます。あなたは万物の神に求められ、選ばれ、とても愛されています。あなたに対する神の愛を隔てるものは何もありません。今、神様はあなたの心のために戦っておられます。あなたには神様が戦われるだけの価値があるのです！

さんび―MercyMe「Even If（それでも）」