流産による悲しみの7段階サンプル
幼い頃に「いつかはママになりたい」と夢見た女性は多いでしょう。私が若かった時、まさか自分が不妊で悩んだり、何度も流産するとは思いも寄りませんでした。そんな考えは脳裏をよぎったことさえありませんでした。
神様はこの世に命を送るための器として、恵み深く女性を選んでくださいました。女性に与えられたこのすばらしい賜物を、私が使えないと知ったとき、周りの世界が崩れ落ちました。
流産はほぼ間違いなく、女性にかなり大きなショックを与えます。大抵の女性は自分の身に起きないことを祈ります。それでも流産してしまったら、息もできなくなり、信じられない気持ちとショックで涙ながらにうずくまってしまうことでしょう。私はバスルームの床に座り、医師の言葉が事実でないことを泣きながら祈り、これは何かの間違いで赤ちゃんは失われてはいないと、必死に神様にすがりました。
神様が造られたこの世界で何が起きても、神様は驚かれないことはわかっています。でも、この心の痛みに耐えるために私たちが選ばれた理由は、一生わからないかもしれません。それでも、すべてが神様の御手(みて)にあると知ることは、慰めとなります。
神様が良いお方であることを知り、またそう信じることが肝心です。私たちには理解できないときでも、神様は信頼できるお方であり、どんなことも、神様がすべてをご存じのうえで起きるのです。大切なものを失った後にそう信じることが、どれほど難しいかを私は身をもって知っています。それでも、あなたがこの真実を信じられますように祈ります。神様は決してあなたのそばから離れず、あなたが傷ついているときにご自分を呼び求めることを望んでおられます。
敵サタンは、あなたが一番苦しい時期に思考や心に入り込み、いつも以上に神様から引き離そうと必死になります。なぜだかわかりますか?サタンは女性がこのようなつらい喪失感の中で神様を信頼することが、いかに危険であるかを知っているからです。
傷ついても信仰を持って神様を信頼するとき、女性は敵に対してとても強くなります。敵の望みは、盗み、殺し、滅ぼすことだけですが、イエス様は私たちに命を得させ、豊かに得させるために来られました!(ヨハネの福音書10章10節)
さんび―Hillary Scott & the Scott Family「Thy Will(みこころ)」
この読書プランについて
流産を経験したあとの心の痛み。そのなかで、私たちは神様に近づくこともあれば、遠ざかる可能性もあります。敵であるサタンは私たちの生々しい感情を利用して、私たちを神様からできるだけ遠くに引き離そうとします。私たちが心から望む平安と癒やしを与えてくださるのは神様だけです。このプランでは悲しみの7段階を認識し、御言葉(みことば)に真の癒やしを見つけるように導きます。
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