聖なる奮闘―よく働き、よく休む暮らしを受け入れるサンプル

Holy Hustle: Embrace A Work-Hard, Rest-Well Life

10日中 10日

生来、がむしゃらに努力する性質の私にとって、休息はやさしいことではありません。私は自分の欠点をかかえながら長い人生を送ってきて、心の奥底で、働かなければ落後者になると思っていることを承知しています。そしてもし落後者になるならば、私には価値がないのだと思ってしまうこともわかっています。しかし、同様に、私たちが働きによって神に仕えることができると信じ、休息することで神を崇めているのだと信じています。

神が私たちを召されている働きのためによりよく備えるよう、私たちは神の声を聞くためにペースを落とし、御言葉をじっくりと学び、十分静まる必要があります。私が年中無休で働こうとするなら、燃え尽きてしまったり、家庭をないがしろにしたり、また自分の健康管理を怠ったりするだけでなく、神の静かな導きに耳を傾ける代わりに自分自身の計画や夢をもとにして早まった決断をするようになるでしょう。

チャールズ・スウィンドル(Charles Swindoll)はこう記しています。「神は、私たち自身の観点や力に頼って人生のプレッシャーと要求に向き合うようには決して求められませんでした。また、私たちが際立った善い行いを積み重ねることで神の好意を勝ち取るよう要求することもありませんでした。代わりに、神はご自身の安息へと私たちを招いておられるのです。」

神は働かれてそのわざを良しとされ、また休まれてこれを聖別されました。

私たちは神とともにその休みに入るようにと招かれています。なぜなら、そのときに私たちは重荷を下ろし、神につながり、来たる日に備えて、私たちの心の元気を回復するようにと造られた方法で休めるからです。

私には休息とは、ソファに座りテレビを見ながらぼんやりとお菓子を食べることのように思えていました。自分にはその休息がふさわしい、つまり「何もしない」ことがリラックスの仕方だと考えていました。ところが私はいっそう疲れ果て、食べたお菓子の糖分で気分が悪くなり、何をするにもまったくやる気を失ってしまうことがよくありました。

私が迷信を破ってみましょうか。休息の形は人によって違うのです。私の友人には、自分の思考、祈り、また舗道とひとりで向き合える朝の長いランニングによって元気が出る人がいます。また、家に人が来て美味しい食事と楽しいおしゃべりで元気づけられる友人もいます。そしてあなたの場合は、読書や創作、演奏やガーデニングなどで、最高の休息が得られるのかもしれません。

神は、それほどまでに私たちを心にかけて造ってくださったのです。私たちの休息の仕方が、働きと同じくらい人それぞれであることも驚くにあたりません。

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Crystal Stine著、『Holy Hustle: Embracing a Work-Hard, Rest-Well Life』から抜粋された読書プランをお読みになり、あなたの人生のための神の目的についてさらに学びたい方は、https://amzn.to/2I3ow1dを参照してください。

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この読書プランについて

Holy Hustle: Embrace A Work-Hard, Rest-Well Life

バランス。それは、一方では「もっと頑張れ!」という叫び声を聴きながら、他方「もう少し休んだら」というささやき声を耳にする私たちが、人生で切実に願うものです。もしも私たちのための神の御計画がどちらか一方だけではないとしたら、どうでしょうか?聖なる奮闘、つまり、よく働き、よく休む、神を敬う生き方を歩み始めましょう。

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この読書プランを提供してくださったThistlebend Ministriesに感謝します。詳細については次のサイトをご参照ください。 https://www.harvesthousepublishers.com/books/holy-hustle-9780736972963