探求への旅サンプル

The Quest

7日中 4日

神はどのような方であるか、そして神の光においてあなたはどんな存在なのか、あなたがますます強く信じるようになることは、神との親しい関係のために必要なだけでなく、勝利を勝ち得るために重要なことです。申命記33章29節をもう一度読んでください。ここでは、勝利とアイデンティティという綱がしっかりと結び合っていることがわかります。神という盾とつるぎによってのみ、彼らは敵の背を踏みつけることができるのです。

新約聖書のエペソ人への手紙6章10節から17節も、同じように素晴らしい箇所です。

この聖書箇所をつなげてみましょう。

神の民にとって、戦いにおけるどの敗北も、次の二つのうちのどちらかが原因となっています。

一つ目は、私たちがまだ学んでいなかったということが原因です。もしくは二つ目、どのようにだまされたのか、ということによります。私たちの勝利と敗北は、私たちが信じていることによって動かされます。そして、神との親密な関係の深さにも同じことが言えます。

私たちが罪を犯すときはいつでも、次のような嘘によって引き起こされます。「この世は与えてくれるが、神は奪い取る。」真実とは何か、神についても、私たち自身についても、過去や未来についても、他者についても、敵についても、また、この世や次に来る世についても、私たちにしっかりとした地盤を与えるのは聖書です。神の子として真実の中を歩み、へびが磨きをかけた、練られた嘘を見抜くためには、次の問いをもって、あなたの信じていることを試してみてください。「だれがそれを知らせたのか。」牧師、牧会者、教師たちは私たちにとっては恩恵の賜物です。彼らの指導の元で私たちは成長していくものです。けれども、彼らの語ることが御言葉と合致している限りにおいて、信頼できるのです。

明らかに、私たちは自分たちのアイデンティティを牧師や教師たちだけから学ぶのではありません。

私たちのアイデンティティは両親や兄弟姉妹、仲間、コーチ、司法、学校、経験、環境、恐れなどからも形作られます。わかりやすく理解するために、次の対話を例として挙げます。

「あなた自身のことを少し教えてください。」「ええと、私は馬鹿です。全く運が良くありません。雑です。お金にだらしないです。不器用です。愛されにくいです。一般常識に欠けています。失敗ばかりしています。」

「だれがそう言ったのですか。」「母親です。」

それとも前に付き合っていた人が言ったのですか。クラスメイトですか。あなたの病気がそうさせたのですか。または独り言でしょうか。

しっかりと健全に真理の中を歩むためには、「だれが知らせたのか」という問いかけはどれも、聖書の神へと戻る必要があります。もし御言葉が語ることと一致しない答えであれば、投げ捨ててしまいましょう。アダムとエバは嘘にだまされ、それによって、すべての人間は罪の縄目に捕らえられ、彼らとともにちりに帰ることになりました。それは、速やか、かつ手酷い敗北であり、何よりも偽のアイデンティティのせいでした。誤魔化しとは、常に盗人なのです。

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この読書プランについて

The Quest

この7日間の読書プランでは、ベス・ムーア(Beth Moore)が聖書に書かれた問いを用いて、あなたのことを一番良くわかってくれる神と親しい関係に導いてくれます。文章の最後につく曲がった形をしている句読点は、好奇心、興味、もしくは疑いを表現します。問いかけは、弱さへ、そして親しい関係への招きです。聖書がこのような招きを避けることはありません。神の民がその創造主に問いかけているのを私たちは何度も見かけます。また、世界の創造主である神が御自身の被造物にも問いかけているのがわかります。この「探求への旅」は、その招待を受けるための一つの挑戦です。御言葉を掘り下げ、神の問いかけに応えていきます。そしてあなたからも神の前に問いかけていきます。この曲がった形をした疑問符を足がかりとして、あなたが父なる神とのより親しい関係に近づけますように。

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このプランを提供してくださったベス・ムーア氏(Beth Moore)とLifeWay Women に感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 http://www.lifeway.com/thequest