クリプトナイトを克服せよ ジョン・ビビア著サンプル
昨日読んだデボーションのアンジェラを覚えてるかい?アンジェラの姦淫は、聖書が記している、神に対する偶像礼拝と同じことだと学んだよね。でも、これは現在の教会で本当に問題だろうか?残念なことに、大問題なんだよ。
アンジェラの姦淫の根源は、彼女自身の欲望だ。この欲望をあらわすもうひとつの言葉が、貪欲だ。
「貪欲」という言葉は、最近あまり話題にならないので、定義してみよう。ウェブスター辞典(The Merriam-Webster Dictionary)では、貪欲とは「何か良いものを手に入れたいという強い願望」と定義されている。次にコロサイ人への手紙3章5節から、貪欲を別の視点から見てみよう。そこでは、パウロが次のように述べている。「だから、地上の肢体、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪欲、また貪欲を殺してしまいなさい。貪欲は偶像礼拝にほかならない。」
わかったかい?パウロは貪欲は偶像礼拝にほかならないと宣言している!僕らは偶像礼拝を彫像やその類いの物と捉えることもあるが、その背後の根源は邪悪な欲望なんだ。
神は僕らに貪欲を克服するカギを与えてくれた。それは満足だ。満ち足りることは僕らを偶像礼拝から遠ざけ、神の心に近づける。一方、貪欲は僕らを神から遠ざけ、偶像礼拝へと駆り立てる。
ヘブル人への手紙の著者が次のように書いているのはこのためだ。「金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、『わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない』と言われた。 だから、わたしたちは、はばからずに言おう、『主はわたしの助け主である。わたしには恐れはない。人は、わたしに何ができようか』。」(ヘブル人への手紙 13:5-6)
この聖書箇所から、貪欲は姦淫と明らかに同じだということがわかる。アンジェラは夫以外の男性たちを欲しがり、ジャスティンにアンジェラが必要としているものを満たすチャンスを与えなかった。ここから僕たちは、神に満足すること、を教えられる。神は僕たちの必要をすべて満たしてくださる方だと知っているのだから。もし僕らが、神以外のものや、神が定めてくださった生活手段以外の何かに目を向けるなら、それは偶像礼拝だ。
つまり、神を信じる者が神の御旨を知っているにもかかわらず、意図的に自分の欲望を選択するなら、それは偶像礼拝だ。神よりも、自分たちの欲望を礼拝することを選んだのだから。
自分の目標、優先順位、習慣をかえりみて、君の人生でよりまさっているのは、貪欲、それとも、満足、どちらかな?どうすればさらに満足できる人生を追求できるだろう?
この読書プランについて
どんな敵も倒すことができるスーパーマンのように、キリストのフォロワーとしての君には、直面する困難を克服する超自然的な能力がある。でも、スーパーマンにとっても君にとっても問題なのは、パワーを奪うクリプトナイトの存在だ。君の人生から霊的なクリプトナイトを一掃し、神から与えられた可能性をフルに活かして、限界に囚われない人生を大切に生きるために、この読書プランを役立ててほしい。
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