誓いますサンプル

The Vow

6日中 5日

清くあることを、誓います

ジェームズマンディと出会った時、ジェームズの方はマンディが御心の相手だと分かりました。マンディの方は……そうでもなかったようです。しかし、時間をかけて育まれた友情は、すてきな結婚生活に導かれました。結婚一年目の二人は、清くあることを何よりも大切なことと考えています。

マンディの話

私は教会に通いながら育ったので、子供の頃、友達みんなで、純潔についておしゃべりをしていました。当時はピュリティリング(結婚するまで純潔を誓って指輪をはめること)が大流行りでした。肉体関係を持たないことが純潔を守ることだと、思い込んでいました。私にとっては、それは結婚するまでキスやその他のことを何もしないことでした。多分、純潔についてそう思っている人はたくさんいると思います。肉体的に何かをしない、つまりはそういうことだ、というふうに。でも、私はあの時よりもっと多くを学びました。清さとは、心に関わることなのです。

清さとは、こういうことはしない、という後ろ向きなものというよりも、こうしよう、という前向きなものだといえます。ジェームズと付き合っていた時、私たちは、これをしない、とただ決めるのではなくて、何よりもキリストを求めることにしました。心を尽くして神様を求めるとき、主は清くいられるように助けてくださいます。結婚してからも、私たちは清さを保っています。夫婦生活が何もないって意味じゃありませんよ!新婚旅行でのあの瞬間は忘れません。胸がいっぱいになって、結婚がいかに神聖なものか気づかされました。私はジェームズを見つめて、言いました。「今、やっと分かったわ。純潔を守ることは、こんなにも意味があったのね」だから、たとえ間違いをおかしてしまった人でも、また純潔を選ぶことができるんです。なぜって、清さを保つことは、心を尽くしてキリストを求めることだからです。これは価値あることです、本当の本当に。

ジェームズの話

マンディとは違って、僕は教会に通いながら育ったわけじゃありません。清さを保つのはすごく大変な挑戦でした。十代の頃は、女性を不健全な目で見たり、ポルノで良くない影響を受けていました。高校を卒業後、僕は人生をキリストにささげました。持てる全てでキリストを追い求める、そんな人と結婚したいと思っていました。また、そうなるためには、まず自分がへりくだって従順にイエスを求めなければならないことも分かっていました。だから、携帯電話の設定を変えて、仕事に必要なウェブサイトにしかアクセスできないようにしました。それから、僕には定期的に様子を聞いてくれる仲のいい友達がいて、それが僕の教会の牧師でクレイグ・グローシェルというのですが、彼がいいことを言ってくれました。「どうして、今日退治できる誘惑と明日戦うんだ?」結婚して一年目ですが、マンディも僕も清さを保つ誓いは、僕らが出会う前と変わらず大切なままだと気付かされています。何よりマンディが言う通り、これは守る価値のあることなのです。

誰かに話しましょう。既婚、未婚に関わらず、もしも清さを保てなくて悩んでいるのなら、今日、あなたが愛し尊敬している人たちに心を開きましょう。恥はやみの中で膨らみますが、あなたは世の光によって自由にされているのです!
 

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この読書プランについて

The Vow

この Life.Church の読書プランでは、六組の夫婦が結婚式で公に誓った誓いとは別の、六つの結婚の誓いについて書いています。備えること、優先すること、求めること、助け合うこと、清くあることの、そして祈り合うこと。これらの誓いは、結婚式の後も結婚生活を長続きさせる秘訣です。既婚の方も、結婚を考えている方も、これを機会に誓いを立てましょう。 

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この読書プランを提供してくださった Life.Church に感謝します。詳細はこちらのウェブサイトからご覧ください。 https://www.life.church/