神の偉大な犠牲と大宣教命令サンプル

『届けられた希望（Hope Delivered ）』　ロブ・ホスキンス（Rob Hoskins）著より
ある日、地元の教会のグループが学校を訪れ、生徒一人一人に「希望の書」をプレゼントしました。信者たちは、エリエンヌのような若者たちに、神がどれほど自分たちを愛してくださっているかを伝えるため、ちょっとした劇を交えてプレゼンテーションを行いました。エリエンヌはその内容を今でもはっきりと覚えています。

まず、青年がある生徒に棒付きキャンディーを差し出しましたが、手渡そうとした瞬間、そのキャンディーを泥の中に落としました。キャンディーは汚れてしまいました。その生徒はそれでもそのキャンディーを欲しがったでしょうか。もちろん、そんな汚れたものは欲しくありません！

次に、その青年は棒付きキャンディーの代わりに1ドル札を差し出しました。それを手渡そうとした瞬間、またそれを泥の中に落としました。汚れた1ドルを拾い上げ、その生徒にまだその1ドル札を欲しいかどうか尋ねました。もちろん、汚れた1ドルも1ドルであることに変わりありませんので、その生徒はそのお札を欲しいと答えました。

「棒付きキャンディーは汚れると価値を失ってしまうかもしれませんが、私のように若い人たちは神にとっての1ドル札のようなものですとその青年が説明してくれました。」とエリエンヌはその時を思い出して語ります。「何度転んでも、汚れても、神の目には私たちの価値が失われることはありません。その若者は、神が私たちを愛してくださっていること、私たちを創造された方にとって私たちが大切な存在であることを伝えてくれたのです。」