キリストの様に歩む恵み(第二サムエル10章~12章)サンプル
第二サムエル11章14節~21節 キリストの様に歩む恵み
今朝のデボーションは第二サムエル11章14節〜21節です。
ダビデはヨアブにウリアが戦場の先頭で戦い、殺されるように命じ、ヨアブはその命令に従いました。ダビデはどのような動機でこのような行動に出たのでしょうか。複雑であったかもしれません。
恐らく、ダビデはウリアをこの地上から抹消して、バシェバを自分の妻にして、子供が産まれることにより、周囲の目から見ても、既婚のバシェバとの間での不倫は無かったと示したかったのでしょう。
複数の妻を持つという罪から始まり、数々の勝利をおさめた後の高慢な態度、人妻と不倫をする欲望のままに生きる選択をした心、恐れから状況を把握したく、王としての権力を利用して、ウリアを身元に呼び寄せ、更には周囲の目を気にして、ウリアを戦場に送り出し、何事も無かったかの様に、この出来事を締めくくろうとしたのです。
律法でも禁じられていた複数の妻を持つという罪(参照 申命記17章17節)から物事が大きくなって行った様にも見えます。この罪に関して、ダビデに警告する者も現れなかったように見えます。私たちの罪を許す環境に身を置くことは非常に危険なことであるのです。私たちに真実を愛をもって語る教会の人間関係は非常に大切であるのです。(参照 エペソ4章15節)
キリストが私たちの人間関係に関して教えられたときに、私たちの目の中の梁を見るように教えられました。目の中にある物は、私たちは物理的に目にすることができません。ですから、私たちを愛する兄弟姉妹たちの愛の助言は非常に大切であるのです。この助言を素直に聞き、受け入れることが、悲劇的な結末に至るのを妨げるのです。私たちの愛の忠告を聞き入れない人々も残念ながらいますから、境界線を引くことが大切ですが、私たちの最善を尽くして、愛を示すことは大切であるのです。(参照 マタイ7章1節~6節)
今日もキリスト教会の人間関係を大切にしましょう。私たちが気付かない罪に関して指摘されたときには素直に聞き入れ、悔い改め、また、兄弟姉妹たちの罪に関して指摘することも勇気をもって行いましょう。
神様の豊かな祝福がありますように!
この読書プランについて
キリストが約2000年前に十字架上で人類の罪のために死なれ、信仰により救いの恵みを受け取ることができるようになりました。しかし、この素晴らしい恵みの中で、キリストが十字架上で成し遂げて下さった事を知り、満ち溢れる程に豊かな人生を歩み通す事に戸惑いを感じられている方々も多い事でしょう。この読書プランを通じて、この恵みを知り、日々勝利する信仰生活を共に歩み通しましょう。キリストの様に歩む恵み(第二サムエル7章〜9章)の続編となります。
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このプランを提供してくれた Tokyo Bay Bible Fellowship に感謝します。詳細については、次のWebサイトをご覧ください https://www.tokyobaychurch.online/