変えられた生き方 ― 新年サンプル
新年ごとの、新しいレッテルをはがそう
毎年のことながら、新年になると、「新しい自分」になるための即効性のあるダイエットやトレンド情報が氾濫します。世間が考える「あるべき自分」に追いつくために、自分を改革し続けるのは至難の業です。必死に努力しても、それが受け入れられたり満たされたりすることはめったにないのですから。むしろ、世間の新しいレッテルを貼られることで、自分のアイデンティティに疑問を抱くようになるだけです。
レッテルを貼られることを好む人はいないでしょう。なぜなら、レッテルはしばしば一般的すぎて、枠にはまりすぎていて、正しくないことが多いからです。思い込みはとてもネガティブだったり 、私たちの良くない部分やミスを浮き彫りにしたりすることがよくあります。レッテルは違い、成長、またやり直しの余地を与えてくれません。
人がつけたか、自分でつけたかにかかわらず、私たちは皆、レッテルを貼ります。そのレッテルが私たちを制限し、「自分は不十分だ。」と言わせることがあまりにも多すぎます。ほんの少し――自分自身を説明するときに、この小さな、しかし重大な言葉を付け加えてしまうことで――レッテルが私たちを不適格にすることを許してしまっているのです。数え切れないほどの人がこう言っているのを聞いたことがあるでしょう。もしかしたら、あなた自身がこう言っているかもしれません。「ただの高校生です」とか「ただの中毒者です」とか。
本当のところ、年齢や 職業、病名、婚姻状況、困難、過去といったものは、あなた自身ではありません。それらのレッテルは、あなたの状況、時期、試練を表すかもしれません。しかし、本当のアイデンティティは、神があなたを誰であると言われているかにあるのです。
あなたには美しさがあり、才能があり、価値があります。キリストにある、新しく造られた者なのです。神が下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。キリストによって、これらすべての事において勝ち得て余りがあるのです。あなたは神の目的のために造られたのです。愛されており、選ばれし者です。完全な存在なのです。
昨年、そしてこれまでの人生の中で、あなたがつけてきたレッテルについて考えてみてください。聖書で神が言うあなたと矛盾するレッテルを、いくつ貼っていますか? 自分の人生で、恥ずかしさ、不安、または誰かに知られることを恐れている部分を挙げてください。あなたに重くのしかかっているレッテルが何であるかを神に示していただき、はがせるよう、願ってください。あなたのアイデンティティを聖書の真理と一致させ、何よりもまず、神の子としてこの一年を生きられるよう、助けていただきましょう。
この読書プランについて
毎年、新年になると心機一転のチャンスが訪れます。これまでのような、守れない抱負で始まる年にならないようにしたいもの。この4日間の読書プランで過去を振り返り、新たな視点を持つことで、この1年を最高の年にしましょう。
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