礼拝って何でしょう？ Time Of Graceのデボーションサンプル

心に留める礼拝

18世紀のイギリスや英国植民地時代のアメリカの神学者たちは神が世界を創造したことを信じていましたが、神がまだ生きて働き、実際に人類の歴史に介入し、行動されたという確信を持てないでいました。

聖書は、この地上で起こるすべてのことに強い関心を抱く神の物語を語っています。神は天国の光の中に生きていますが、人間の物語が展開するにつれ、神の痕跡はその物語の隅々にまで行きわたっています。ぜひ聖書を読み、神の物語を聞きましょう。「そのしもべアブラハムのすえよ、その選ばれたヤコブの子らよ。主のなされたくすしきみわざと、その奇跡と、そのみ口のさばきとを心にとめよ。」（歴代誌1 16:12-13）想像してください、エリコの城壁が崩壊する様子を。聞いてください、ダビデの投げた石がゴリアテの額にあたった時のうめき声を。見てください、イスラエルの人々が乾燥した土地でヨルダン川を渡り、流れを再開するのを待つ間に、目には見えない神の手がせき止め溜まってゆく北端の水を。

覚えておきましょう、エルサレムを包囲していた18万5千人のアッシリア人を、迅速に物音を立てず撃ち殺した御使いが、どれだけ凄まじい勢力だったかを。想像しましょう、何回か食事をとらずにいた後のガリラヤでの奇跡の魚とパンがどれだけ美味しいかを。親の立場で感じてみましょう、悪霊に取りつかれた少年が苦しみから解放された時を。そして、思いを馳せてみましょう、空っぽのイエスの墓を訪れた最初の訪問者たちが、御使いにイエスは生きていると告げられたときの驚くべき喜びを。

思い出してください、神があなたに個人的にしてくださったこと、祈りが聞かれ、賜物が与えられ、霊的に引き上げられ、罪が赦されたことを。そして、礼拝のたびに覚えましょう、イエスがあなたの罪の代価として払った血潮を。

（訳注 今日の聖書箇所の歴代誌1 16:12-13は、聖書によっては章全体を読むをタップして読んでください。）