私は知られている。あなた自身を見いだす10日間。サンプル
自分には何も特別に秀でたところがないと思ったことはないだろうか?いろいろなことをこなせるし、それに対する情熱もあるけれど、何をとってもそのスペシャリストという訳ではない。かくいう私も、その一人である!頭の中の声は、自分には資格も能力も実力もないと語りかける。それが神の声よりも大きく聞こえるように感じると、いとも簡単に自分の召しへの疑いが生まれる。
聖書の最初の五書を書いたモーセは、自分は言葉が達者ではないと神に伝えている。これはつまり、神に対して、あなたは最善を知らない、こんな 自分を召したのは間違いだ、と言っているのだ。しかし、モーセが雄弁でなく、話すのが苦手なら、ご自分の民を導くためリーダーとして、なぜこれほど長い間、モーセを用いたのだろうか? モーセは自分に自信を持てなかったようだが、彼に必要だったのは神に自信を持つことであった。
神があなたを導き、新しいことに召されるとき、神の思いや計画を完全に理解することはできない。しかし、神が私たちをご存じだということに安きを覚えることができる。どうすればあなたを備え、愛し、励ますことができるか、神はご存じなのだ。神以上にあなたのことを知っている存在はない。モーセに語られたように、神はあなたとも一緒に行くと約束されている。だから、自分が召された神の計画に自信を持とうではないか。神はあなたの欠点――それが実際の欠点であれ、あなたが思い込んでいるにすぎないものであれ――のすべて覆ってくださるお方なのだから 。
神の召しにかなうように、神はあなたを導き、備えてくださる。その確信の中に、平安を覚えよう。
この読書プランについて
自分を定義する様々な事柄に圧倒され、どんな人が自分を知ってくれているかという点を見失うことは簡単だ。 神の言葉は、あなたについてたくさんのことを語っている――あなたが何者で、どんな人になるように造られたのか。この10日間の読書プランは、本当の自分を発見する旅へとあなたを導いてくれるだろう。
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