神の国のやり方サンプル

The Way of the Kingdom

5日中 3日

対立は避けられない

神の一挙手一投足に対し、敵は必ず抵抗します。反対されない信仰などないのです。抵抗を受けないリバイバルなどないのです。リバイバルが起きると、リバイバルは現状を砕いて個人の生活や集団や政府や国における闇の働きを明らかにします。神の国が境界線になっているからです。片足をこの世に、もう片方は神の国に置いた状態で立てる人は1人もいません。神の国は囚われた人々の闇を取り去ろうとします。一方で、サタンは、神の働きを妨害して闇を増し加えようとするのです。

イエスは、神の国で最も小さいものも、バプテスマのヨハネよりは大きいと言いました(マタイによる福音書 11章11節参照)。これはどういう意味でしょう? 聖霊を通して神の子としての権威と力を私たちは与えられていると、イエスは語っています。同時に衝突が避けられないことも警告しているのです。御国が来る時、それは新たな王の統治による新しい政府と新しい契約者の到来の時なのです。

悪と闇とで支配された世界で、義なる人生を生きる。それは、ポリティカルコレクトネス(訳者注-政治的妥当性。あらゆる差別をなくし、差別や偏見のない中立的表現をすること)や文化や慣習に逆らって生きることだと、イエスは理解しておられました。そのような生き方は迫害につながります。イエスが神の国は暴力に苦しむことになると私たちに教えた時(マタイの福音書 11章12節参照)、イエスは行動とそれに対する反応の間にあるパターンを認識しておられました。このパターンは聖書全体を通して見られます。神が働きはじめる時、敵は抵抗してその御業(みわざ)を妨害します。それはこの世界の初めから変わっていません。

神の国が完全に実現されるまで、この世にはずっと敵が存在しつづけるでしょう。終わりの時には、女のすえであるイエス・キリストと、キリストにあるすべての者に勝利がもたらされるのです。その時が来るまで神の国は力強く前に進んでいます。

イエスのように私たちも福音を実践して闇を打ち倒さなければなりません。そこでは、そうですね。対立は避けられません。ですが、勝利は約束されています。


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この読書プランについて

The Way of the Kingdom

神が教会を呼び起こしておられるこの時に、私たちは全体に目を向けていく必要があります。状況が厳しくなるにつれあきらめたくなるかもしれません。ですが、今はあきらめる時ではありません。共に時代の流れを読みましょう。そしてどのようにして神の国に立ち、どうしたら神の国へ近づけるのかを共に考えましょう。

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