BibleProject | ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅サンプル

BibleProject | ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅

40日中 37日

パウロは宗教指導者たちの評議会の前に立ち、弁明をします。激しく邪魔をされ、大祭司を他の誰かと間違えたパウロは、事態がうまくいっていないことを察知し、次に何をすべきかを考えます。彼は、評議会がサドカイ派とパリサイ派の二つの宗派に分かれていることを見抜きます。サドカイ派は復活や天使などの霊的存在を信じず、パリサイ派は律法を厳格に解釈し、サドカイ派が否定する霊的存在を強く信じています。パウロは、評議会の分裂を自分から注意をそらす好機と捉え、自分はパリサイ人であり、死者の復活の希望のために裁判を受けているのだと主張し始めます。

これをきっかけに、長年の議論がこの場で勃発するのです。パウロの作戦は最初はうまくいっているように見え、パリサイ人たちがパウロを擁護し始めるほどでした。しかし、議論はどんどん白熱し、パウロの命が再び危険にさらされます。彼はローマの司令官によってその危険な場から連れ出され、やがて不当に拘束されます。翌日の夜、復活したイエスがパウロのそばに立ち、パウロはイエスの大義をローマにもたらすだろう、と励まします。そして翌朝、パウロの甥が訪ねてきて、40人以上のユダヤ人がパウロを待ち伏せして殺そうと共謀していることを告げられますが、神はパウロに、この待ち伏せは成功はすることなく、イエスが言われた通り、パウロはローマに着くだろう、という更なる励ましの言葉を与えます。そして、見事にその警告は司令官に届き、陰謀を中断させるのに間に合いました。パウロは400人以上の訓練された部下と共にカイサリアに送られ、無事そこに到着することができました。

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この読書プランについて

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『ルカの福音書と使徒の働きを学ぶ旅』では、40日間をかけてこの二つの書を学びます。このプランは個人で、家族で、またスモールグループですることができます。短いアニメーションや分かりやすいまとめがあり、著者・ルカによる巧みな構成と流れを掴むことによって、イエスについてより一層深く知ることができるでしょう。

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