誠実に生きるサンプル

誠実に生きる道を選ぶ

誠実に生きると口で言うだけでは、本当に誠実に生きているとはいえません。わたしたちが日々する選択によって、定義されるのです。誠実に生きるには、自身の発言が行動に一致しなければなりません。口で言うだけでなく、日々誠実に生きることを選ぶ必要があります。

筆者にとって、誠実に生きるうえで一番大変なのは、お金に関することです。また、将来に対する不安が原因で間違った選択をしたこともあります。大学時代のこと、新品の靴が元の箱に入っていないため返品できないと言われた時、店の棚にあった違う商品の箱をとり、払った値段より多く返金されることを知りながら返品の手続きをしました。これに正当な理由をつけることができたでしょうか？当時の私は理屈でごまかしました。認めがたいけれど、結果的にだまし盗むことを選んでしまったのです。

誠実に生きる道を選ぶことは簡単ではありません。なぜならわたしたちの欲望を否定しなければならないからです。わたしたちが欲しいものを必要な時、望んだ方法で手に入れる機会を逃すことになります。自身の望むものを否定するのは難しく、決して楽しいことではありません。だからこそ誠実な人生を選ぶのは非常に難しいのです。

直き心を選ぶうえで、覚えておくと良いことが３つあります。１つ目は現時点で得るものは一時的なものですが、神の真実は一生物ということです。２つ目は結果を考えるようにすることです。あの靴を返品することは25ドルを損するよりもはるかに重大な結果をもたらしました。３つ目は、神のみことばに没頭するよう決意することです。神の真実を心に深く植えつけることで、神のみことばに忠実に生きることができます。

誠実に生きるとは、誰も見ていない時や、選択肢が難しい時にも関わらず、神のみことばに従うということです。わたしたちは神に従うよう強いられているわけではありません。しかし、わたしたちが理解を深めれば、自然と誠実に生きる道を選ぶでしょう。誠実に生きることは、真の人生を生きることであり、そのライフスタイルの選択を後悔することはありません！