喪失を乗り越えるための7日間の祈りサンプル

御霊の剣を取る

祈りましょう。

「主よ、この喪失に伴う悲しみで押しつぶされています。この試練を乗り越えられると信じていますが、乗り越えられるまではあなたにしっかりと寄り頼みます。御霊の剣、すなわちあなたのみ言葉を取り、悲しみの中で慰めを見いだします。この剣を使うことによって、敵が私の人生に入り込んで、足場をつくろうとするのに対して戦っていきます。私はあなたの恵みとご臨在に頼ることを自ら選んでいますので、この痛みが永遠に続くことはないとわかっています。あなたのみ言葉には、「主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる」（詩篇 34編18節）とあります。また、他のみ言葉に、喪失と悲しみの中にある人は慰められるので、悲しみにより祝福されているとも書いてあります（マタイによる福音書 5章4節）。これらの真理を信じることで、サタンが悲しみと喪失をさらに悪化させようとしても、むしろそれが私を祝福し、神により近づけるものとなりますように。神よ、あなたのみ言葉という真理の剣に感謝します。キリストのみ名によって祈ります。アーメン」

実践の手引き
喪失に直面したことによって心の中にあらわれた、絶望とあきらめの気持ち、信念、または言葉を神が明らかに示してくださるように祈りもとめてください。痛みのただ中にあって、神の主権に対する信頼を疑ってしまった自分の言動を振り返り、すべて書き出してください。それぞれのうそについて、それが間違っていることを示すみ言葉から真理を見つけ出しましょう。自分の考えが間違っていたと示すみ言葉の真理を書き出すときに、すでに書き出してある間違った考え（うそ）を確実にリストから消し去り、キリストの名において、これ以上そのうそが自分の人生と周りの人々の生活に影響を与えないよう、祈ってください。そして、神の真理の力が解き放たれ、あなたに癒やしと力と恵みをもたらしてくださることを、神に感謝しましょう。ここに例をあげます。

間違った考え（うそ）ーー私はこの試練を乗り越えられない。
真理ーー「主は心の打ち砕かれた者をいやし、その傷を包まれる。」（詩篇 147編3節）

このデボーションが心に響いた方には、トニー・エヴァンス（Tony Evans）のメッセージ"Stop It! No More Worry"（ストップ！ もう心配はいらない）が、喪失から回復する際に、さらに大きな励ましを与えてくれるでしょう。こちらをご覧ください。