クリスマスを待ち望む心 ― 毎日のデボーションサンプル
ルカによる福音書 1章46~55節にあるマリヤの賛歌は、『マニフィカト』として知られています。マニフィカトはラテン語で「私の魂は主をあがめます」という意味です。
クリスマス物語の中で、マリヤの役割が見過ごされることがあります。
マリヤが天使ガブリエルの言葉を静かに受け入れた女性としてよく想像されますが、少し考えてみてください。マリヤにとって、この知らせはどのように感じられたでしょうか。
一息ついて、現実を見つめてみましょう。何も持たない若いマリヤが、婚約者ヨセフと結婚する前に、聖霊によって神の子を身ごもると告げられたのです。
マリヤは驚きと不安でいっぱいだったかもしれません。婚約者のヨセフはどう思うだろう?家族は避けるだろうか?村の人々はどう反応するだろう?そして、神の子をどうやって育てるのだろうか?
神の計画に対し、マリヤは手放しで信仰をもって従い、マリヤの魂は主をあがめました。従順に、マリヤは主をほめたたえました。
ふりかえり
- マリヤの状況を現実的にじっくり考えてみましょう。もし自分がマリヤの立場にいたら、どう感じるでしょうか?
- さあ、46~56節の聖句をもう一度読んでみましょう。ここでマリヤが歌っている、父なる神に対する態度はどんなものでしょうか? マリヤの人生に対する視点はどうだったでしょうか?
- マリヤの反応は、手放しで神に従って生きることについて、何を教えているでしょうか?
信仰をもって手放しで神に従うことで、今日も心があふれますように。
この読書プランについて
どのような姿勢でクリスマスに臨(のぞ)むかによって、アドベントの奇跡をどう体験できるかが大きく左右されます。 この4週間にわたる日々のデボーションを通して、イエスに心を明け渡し、再びイエスに焦点を合わせ、私たちの王の恵みを受け入れるように導いていただきましょう。目でしっかりと見つめ、顔を上げ、膝をかがめ、手を開き、両腕を大きく広げるという、五つの異なる姿勢をとおして進んでいきましょう。
More
このプランを提供してくださったコンパッション・カナダ(Compassion Canada)に感謝します。詳細については次のサイトをご参照ください。
http://cmpsn.ca/YV