「完璧にはいかない」子育てサンプル

Imperfect Parenting

6日中 2日

自分でまいた種を刈り取る大切さ

自分の子供を初めて抱くとき、その完璧な姿に恐れ多い気持ちになります。赤ちゃんは幼児になり、児童になり、10代へと成長します。私たちが「完璧」な赤ちゃんにも自我があることに気づくまでに、そう時間はかからないでしょう。そして子供の罪深い性質をはっきりと認識すると、どう対処すればよいのか戸惑ってしまいます。

子供が問題を起こしたとき、親として最も大切なのは、子供を愛していることをしっかりと伝えることです。次に、子供がまいた種の刈り取りを贈り物にして与えます。この贈り物を喜ぶ人は滅多にいませんが、誰もが必要なものです。これをよく考えたうえで、子供がまいた種は自分で刈り取らせましょう。

必要性
ガラテヤ人への手紙6章8節にはこうあります。「自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り……」子供が選択を誤った時に賢くなる最善の方法は、自分でまいた種を刈り取らせることです。将来もっと大きな問題を引き起こす選択を回避できるようになるためには、痛い目に合って成長することが大切です。場合によっては恵みについて教えるために、大目に見ることもあるでしょう。でも、それは最小限にしておくべきです。

適切な罰
子供が悪い事をしたとき、これから与える罰が適切かどうかを考えてみてください。罰は軽すぎても、重すぎてもいけません。例えば、うそをついた罰として、1か月の外出禁止は度が過ぎているだけでなく、ベストな選択ではないかもしれません。その一方、学校でけんかをした罰として、ビデオゲームを1日禁止しても子供は懲りないでしょう。子供が同じことを繰り返さないために、適切な罰を選ぶことが大切です。

罰の期間
子供が選択を誤ったとき、私たちは過剰に反応して必要以上に長い外出禁止の罰を与えがちです。期間は年齢によって決める必要があります。10代であっても、期間は短めにした方が良いでしょう。子供には、やり直すチャンスが必要だからです。

子供が心から後悔しているときに、罰を与えるのは心苦しいものです。しかし、今だけではなく、将来の子供のことを考えなければなりません。ガラテヤ人への手紙6章9節にはこうあります。「わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。」罰は親の都合に合わせて与えてはいけません。子供が人をリスペクトし、責任感のある、自立した大人に成長するために、心を鬼にしてしつけなければなりません。親が罰を与えることを避けると、将来の子供の成功の芽を切り取ってしまうことになります。

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この読書プランについて

Imperfect Parenting

完璧な子育てにこだわり、夜も眠れない人たちがたくさんいます。最良の親でいなければ、と思うあまり子供をダメにしないか不安になるかもしれませんね。幸い、神は天の父であり、地上で子育てをする私たちを導いてくださいます。この6日間のプランでは、子育てに役立つ大事なことをいくつか学びます。

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