神の預言と約束サンプル

竜のような敵

竜（ドラゴン）は何世紀にもわたって多くの異なる民族の文学に登場します。その一般的な特徴は、驚異的な力を持ち、体は鱗で覆われ、火を吹き、大きな尾についた鋭い突起で攻撃するというものです。とはいえ、竜は想像上の生き物、あるいは絶滅動物だ、とも言われています。では、悪魔も同じように、実際は存在しないと考えていいのでしょうか。いいえ、そのように考えることはできません。私たちの感じる鋭い痛みと死の存在は、サタンが実在することを分からせてくれます。使徒ヨハネは、サタンの醜さをよく伝えています。「すると、竜は女に対して激しく怒り、女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを保っている者たちと戦おうとして出て行った」（黙示録　12章17節）。竜は、自分の時間が少ないことを知っているので怒りにあふれている、とヨハネは言っています。

聖書のこの驚くべき箇所は、神の子羊であるイエス・キリストが、竜（悪魔）を倒したことを確信させてくれます。イエスへの信仰によって、私たちもまた勝利者になり、竜を「小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに」（黙示録　12章11節）倒すのです。では、結論はどうなるのでしょうか。竜という悪魔の存在を認めるべきでしょうか。はい、認めましょう。ではこの悪魔を恐れるべきでしょうか。いいえ、恐れる必要はありません。