イエス—創造主、大工、庭師、そして王サンプル

Jesus the Creator, Carpenter, Gardener, and King

4日中 4日

この3日間、創造者、大工、そして庭師としてのイエスを学びました。今日はイエスが戻られる時のこと、つまり世の最後のアドベントについて考えてみましょう。その時、イエスは王なるキリストとして永遠の御座につかれます。

今日のイザヤ書の御言葉は、聖書全体の中でも私の好きな聖句の一つです。イザヤ書60章では黙示録21章に出てくる「新しいエルサレム」の鮮やかなビジョンが預言されています。そこでは「神が人と共に住み」、イエスが永遠に王として君臨されるのです。

ではこの場面では他に何が起こっているのか、注意して見てみましょう。全ての国民がみな新しいエルサレムに集まってきます。そして誰も手ぶらではありません。タルシシの人々は船に乗って、ミデアンやエパの人々は家畜を連れて、シバの人々は黄金と乳香を携えてやってきます。イエスは人々が神の永遠の王国に、人々の持つ一番良い文明の果実(「国の宝」のことです)を持ってくるようにと招いておられるのです。

新約聖書学者N.T.ライト氏によれば、「あなたが今していること、絵を描くことや、礼拝で語ること、歌でも裁縫でも……病院の建設でも、井戸掘りでも、正義のための運動でも、詩を書くことでも……そして、隣人を自分のように愛することでも、こういったことはこの後の神の国での未来に残るのです。こういった活動は単に私たちの今の生活を少し人間らしくするだけではありません……これこそ私たちが神の国の建設と呼ぶ行為の一部なのです。」

言い換えるなら、最初と最後のアドベントのあいだで今私たちがしている仕事は重要なことなのです。

神の国は非文化的なところではありません。この聖書箇所や他にもちりばめられているヒントをもとにして、むしろ文化に満ちているところだと私は断言したいのです。

このような希望によってみんなが最もすばらしい仕事を神の栄光のため、また他の人々のためにするように触発されるようにと、私は願います。そうすれば誰にも分からないことですが、もしかしたら王なるキリストは喜んであなたのつくったものや仕事を受け取り、私たちの永遠の故郷においてくださるかもしれません。

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この読書プランについて

Jesus the Creator, Carpenter, Gardener, and King

聖書でイエスはいろいろなお姿でご自身を現されます。世のはじめには創造者として、ヨセフの家にお生まれになった時には大工として、ご復活の時には庭師として、そして新しいエルサレムにおいては王として。この読書プランではそれぞれのお姿についてと、それが今のあなたの仕事においてどんな意味を持つのかについて、より深い理解へと導いてくれるはずです。

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この読書プランを提供してくださったジョーダン・レイノー氏(Jordan Raynor)に感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://jordanraynor.com/carpenter/