天の御父が言われることサンプル

What The Father Says

3日中 2日

わたしはあなたを喜ぶ

天の御父はこう言われます。「我が息子、我が娘よ。あなたはわたしの喜びである! あなたの言動が私を喜ばせるのではなく、あなたの存在そのものが、わたしの喜びなのだ。わたしの愛を得ようと必死になる必要はない。ただわたしの元に来て、わたしと共にいなさい。わたしの内にとどまっていなさい。

わたしの全き愛に、自らをゆだねなさい。あなたはわたしに愛されている。だから、あなたの重荷を明け渡し、わたしの喜びの中で安らぎを得なさい」

今は故人となったビリー・グラハム(Billy Graham)はこう言いました。「わたしの人生を振り返ると、感謝することがたくさんあります。しかし同時に、後悔することも多くあります。たとえば、説教をする時間を減らして学びの時間を増やし、もっと家族との時間を持つべきだった。また、霊を養うことにより多くの時間を割き、さらに神のみもとに近づき成長することを求めていたら、もっとキリストに近い者になれたかもしれない、と思うのです。」

ビリー・グラハムの伝道は、何百万人という人々を救いました。しかし晩年の彼が願ったのは、説教する時間を減らして家族と過ごす時間を増やすこと、主を求めることにより多くの時間を割くことでした。

休む間もなく、常に「あれも、これも、それも」しなくてはという状況にとらわれる、人間にはそのような習性があります。変化の速いこの社会は、私たちを忙殺し、混乱させるのに最高の環境です。しかし、神の御手に守られている私たちは、「休む。立ち止まる。休息を取る」という心を持つべきです。天の御父が私たちを喜んでくださるという啓示は、私たちを「自助努力」の呪縛(じゅばく)から解き放ちます。そして、必死に頑張ることからシンプルな安楽の日々へと、私たちを導いてくれます。

神にある喜びは、決して私たちを忙しさへと駆り立てません。むしろ、神の傍(かたわ)らに近づくよう、常に私たちを招きます。かつて、A. W. トーザー(A. W. Tozer)は「人生は、世間で言われているよりもずっとずっとシンプルである。神との友情関係の中で成長した人は、そのことに気づいている」と言いました。神の深い愛が、私たちの心の奥に向けられています。それは、神を喜び、神と交わり、神を礼拝するというシンプルな生活への招きです。イエスさまの愛に身を委ねる人生とは、しゃかりきになって神に喜ばれようとすることではなく、神から溢れ出る喜びにとどまることです。天の御父がこう言われているのですから。「あなたはわたしの心にかなう者。わたしはあなたを喜ぶ。」

Day 1Day 3

この読書プランについて

What The Father Says

あなたを愛する神の思いは、浜辺の砂の数をもはるかに超えています。神の子であるあなたを、神は愛し、その存在を喜んでおられます! この読書プランを通して、天の御父の完璧で圧倒的なご性質を知りましょう。父なる神の愛の中では、苦悩も恐れもありません。あなたは神の手に包まれているのですから。

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この読書プランを提供してくださったChrist for the Nationsに感謝します。Christ for the Nationsについてさらに詳しい情報をお知りになりたい方は、https://cfni.org/をご参照ください。