天からの声を聞く ー 日常の中で、主の声に耳を傾けるサンプル

Hearing From Heaven: Listening for the Lord in Daily Life

5日中 2日

「主よ、どうぞお語りください。しもべは聞いております。」

ご自身を信じる人々に対し、神はいつも明確な言葉や方法で語りかけてこられました。かつては、神を愛し神に頼る人々に、司祭や預言者を通して、命を与える真理を啓示しました。そして今も、ご自分を愛する民に語りかけることを、神は喜び、愛しておられます! しかしもし、私たちが神を見ることも、その声を聞くこともできないとしたら、キリストに従う人生を歩むことは、ほとんど不可能になってしまうでしょう。

神の言葉を聞く機会がほとんど与えられない。神の声を何日も、何年も聞かないで過ごす。そんなことを想像できますか? それは、絶望的な状況に思えます。しかし、サムエル記上には、まさにそのような状況が起きたことが記されています。主の民が神のみ声に飢え渇く中、ご自身をあらわす相手として主が選ばれたのは、一人の少年でした。

その少年の名前はサムエルです。サムエルは、神の声を知りませんでした。ですから神に語りかけられた彼は、どうしてよいか分からず、自分の師匠の所に走っていきました。そして、師匠のエリの知恵に導かれ、サムエルはその声の主が誰なのかを知り、どのように語られるのかを学び始めたのです。

私たちも、神の声を知ることができます。何に耳を傾ければよいのか分かりさえすればいいのです。

サムエルの話を読んだのは、コンパッション・インターナショナルが運営するプログラムに参加しているときのことでした。まだ幼い少年だった私は、この話にとても励まされたものです。非常に貧しい家で育った私は、神がこの話のように大胆に自分の前に現れることを、いつも願っていました。でも、神さまが本当に僕の前に現れたら、どうしたらいいのだろう? 神さまは、僕に何をしろと言うだろう?

疑念や絶望、自暴自棄の声に耳を傾けるのではなく、真理の声を聞く方法を学びましょう。神のすばらしい言葉や知らせを聞けるよう、神の声を聞くために耳をすませましょう。主は、聖書という形を通して、み言葉を与えてくださっています。あなたのための真理は、聖書の中に見つけることができます。神の声を知る人で、あなたの良き導き手となる人物を見つけ、その人と一緒に学びましょう。神の声を聞く助けとなる、信頼できるクリスチャンの仲間と共に歩みましょう。

エリは、主の声にどのように応えるべきかをサムエルに教えました。「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります。」何とすばらしい対応でしょうか。私たちが神の声を聞くときも、いつもこのように応えようではありませんか。

主はご自身の民にご自分を現し、導きたいと願っておられます。あなたは、神の声を知っていますか? あなたの人生、仕事、学校、家族、そしてミニストリーにおいて次のステップに進むとき、主の導きを求めていますか? もしそのように願うなら、私と一緒に祈りましょう。「主よ、どうぞお語りください。しもべは聞いております。」

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この読書プランについて

Hearing From Heaven: Listening for the Lord in Daily Life

今日も主は生きておられ、働かれています。そして、ご自分の子どもたち一人一人に直接語りかけておられます。しかし、時として、神を見ることや神の声を聞くことが難しいこともあります。ここに、神の声を理解するようになったある男性の話があります。ナイロビのスラムで神の声を理解しようとする一人の男性の旅路を探ることで、神の声を聞き、従うことがどのようなものかを学びましょう。

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この読書プランを提供してくださった、コンパッション・インターナショナル(Compassion International)に感謝します。詳細は次のウェブサイトをご参照ください。 https://www.compassion.com/youversion