生きる目的へ向かってサンプル

底に足がつかなくなるまで 

神から与えられる幻（ビジョン）は、人生の目的に向かって一歩を踏み出すためになくてはならない重要なものです。 

エゼキエル書47章は神殿のその至聖所（しせいじょ）から流れでる川について伝えています（イザヤ書 6:1-6参照）。この箇所は力強く、あなたがもし神の聖さ（きよさ）を追い求めるなら、神があなたのために持っておられる幻（ビジョン）を確実に受け取れることを示しています。

しかしこの箇所が示すように居心地の良いコンフォートゾーン（快適な空間）にいては、できません。

エゼキエルは見えるようになるまでに四つの段階を経て進みました。往々にして人は人生の目的を明らかにしてくださるよう神に求めながらも、くるぶしの深さまでしか行こうとしないのです。エゼキエルが見た幻は神の聖なるもの（流れ、詩篇 1:1-3参照）に近づくことによって養われる豊かないのちです。神の聖さから遠ざかると、よどみ、いのちを失います（エゼキエル 47:11参照）。

もしあなたが明確で持続可能な人生の目的を求めているなら、自分の限界を超えるような関係を神と結ぶ必要があります。足が底につくような自分のコンフォートゾーンではなく、どっぷりと深みにつかる交わりです。どっぷりと深みにつかるとき、あなたは自分のコントロールを手放すかわりに、いのちにあふれた目的へと神によって運ばれている自分に気づくのです。

文：キャンダス・トッサス（Candace Tossas）