放蕩息子の一変に学ぶ（Kyle Idleman）サンプル

「気づき - 我に返る」

　人生の中で、しばしば警告の音を見逃してしまうことがありますが、それは私たちが鈍感になってしまっているからです。ハープのような優しい音では目が覚めません。がんがん鳴る音でないと効果がありません。さっさとアラームで起きるのではなく、スヌーズ機能を押し続けます。どうしても無視できなくなるまで、アラームの音量はどんどん大きくなります。そしてようやく起き、眠い眼をこすりながら、放蕩息子の豚に囲まれているのに気付き、いったいどうしたことかと思います。

ここであなたに質問です。今現在、あなたの人生で警鐘が鳴ってますか？

神様が警鐘を鳴らしている場面が聖書の中には色々とあります。ことが起こる前に気づかせるため、前もって警鐘が鳴ることがよくあります。どん底に落ち込むまで我に返ることなどないと思いがちですが、遠い将来に経験するかもしれない傷からあなたを守るために、今、神様が正に警鐘を鳴らしているとしたら？

歴代志下36章5節には、いかに神様がご自分の民に対して警鐘を鳴らしたかが書かれてます。神様は早めの警鐘を鳴らしているのです。問題発生と同時に、神様が警告を発しているのです。

この箇所から、神様が警告を発した理由がわかります。それは「主はその民とすみかをあわれむがゆえに…」これらの警告は私たちの良きを思ってのことです。神様は私たちを愛しておられるからです。

* 神様からの警告を無視して、今行動を起こさずに後回しにしていることはありませんか？あなたが後で傷ついたり罪を犯さないように、神様が前もって警告を与えて下さった時のことを考えてみましょう。