起業で繁栄するための聖書の教えサンプル
「まずまず」からスタートする
私たちは、神から授かったアイデアを何らかの形で具体化する必要があります。ただその時の目標は最初の試作品から完璧なものをつくるということではありません。ルカによる福音書 16章10節で、神は、小事に忠実であることが大事にもつながることを、ゼカリヤ書 4章10節で、小さな始まりを軽んじないよう教えています。
これは、ビジネスの初期段階において、製品やサービスが完璧になるまで待ってはいてはいけない、ということです。それを待っていると、ビジネスを開始できないでしょう。目標は「まずまず」良い状態で製品やサービスをリリースし、それを完璧に近づけるまで磨き続けることです。
例えば、発売当初のiPadはパーソナルコンピューターの市場に変革を起こしましたが、ビデオカメラやマルチタスクなどの重要な機能は最初からは備わっていませんでした。しかし、iPadの第一世代は発売には十分であり、Appleはその後、各世代で機能をさらに改善し続けました。
さて、「まずまず」であるということは、製品やサービスがいい加減なものでも良いという意味ではありません。基本的な要件は満たす必要がありますが、すべての付加機能がそろっている必要はないのです。
私が2010年にポッドキャストを始めたとき、イントロは携帯電話で録音し、ポッドキャストのウェブサイトもそれほど機能的ではありませんでした。しかし、それでも、始めるには十分でした。それ以来、ポッドキャストの録音方法やウェブサイトのデザインを改善してきました。
実際、ウェブサイト全体のデザインやデジタルコンテンツの制作方法を常に改善しています。
目標は、製品やサービスをできるだけ早くリリースすることです。なぜなら、完璧を待っていると、いつまでもリリースできない可能性があるからです。
起業における最後の原則は、すべてが完璧ではなくても「まずまず」の状態で始めることです。
このデボーションがあなたにとって祝福となりますように祈ります。
私たちの宣教活動にさらに深くつながりたい場合は、私たちのポッドキャストをお聞きになってください。そして、定期的に起業家の視点から神の言葉を学べば、信仰が増し、神からの起業の呼びかけで成功するためのひらめきを得ることができるでしょう http://churchforentrepreneurs.com/subscribe/
この読書プランについて
神の導きが起業家になることであるならば、そのビジネスを繁栄させることがあなたへの課題として与えられています。しかし、頭の中で考えることと、実際にやってみることの間には大きなギャップがあります。もしまだそのギャップに苦しんでいるのあるのならば、そのビジネスプランに対しても、神に対しても失望することになるかもしれません。この4日間のデボーションでは起業で繁栄するための基本的な事柄について聖書に基づいて学びます。
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