詩篇 22:6-19

詩篇 22:6-19 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

しかし、わたしは虫であって、人ではない。人にそしられ、民に侮られる。 すべてわたしを見る者は、わたしをあざ笑い、くちびるを突き出し、かしらを振り動かして言う、 「彼は主に身をゆだねた、主に彼を助けさせよ。主は彼を喜ばれるゆえ、主に彼を救わせよ」と。 しかし、あなたはわたしを生れさせ、母のふところにわたしを安らかに守られた方です。 わたしは生れた時から、あなたにゆだねられました。母の胎を出てからこのかた、あなたはわたしの神でいらせられました。 わたしを遠く離れないでください。悩みが近づき、助ける者がないのです。 多くの雄牛はわたしを取り巻き、バシャンの強い雄牛はわたしを囲み、 かき裂き、ほえたけるししのように、わたしにむかって口を開く。 わたしは水のように注ぎ出され、わたしの骨はことごとくはずれ、わたしの心臓は、ろうのように、胸のうちで溶けた。 わたしの力は陶器の破片のようにかわき、わたしの舌はあごにつく。あなたはわたしを死のちりに伏させられる。 まことに、犬はわたしをめぐり、悪を行う者の群れがわたしを囲んで、わたしの手と足を刺し貫いた。 わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。彼らは目をとめて、わたしを見る。 彼らは互にわたしの衣服を分け、わたしの着物をくじ引にする。 しかし主よ、遠く離れないでください。わが力よ、速く来てわたしをお助けください。

詩篇 22:6-19 リビングバイブル (JCB)

しかし、私は虫けら同然で人間ではありません。 同国人ばかりか、すべての人々から さげすまれています。 私を見ると、だれもがあざけり、 冷笑し、肩をすくめます。 彼らは、こう言って笑います。 「これが、主に重荷を肩代わりしてもらった という男なのか。 主のお気に入りだとうぬぼれていたやつか。 主に助け出されるところを 見せてもらおうではないか。 そうしたら信じてやってもいい。」 主よ、以前はいつも 助けてくださったではありませんか。 母の胎から安全に取り上げ、幼い日々も、 無事に過ごさせてくださったではありませんか。 私は生まれてこのかた、 ずっと主を頼りとして生きてきたのです。 主はいつも私の神でした。 今になって、置き去りにしないでください。 苦難が近づいており、主のほかだれも、 私を助けることはできないのです。 バシャンの巨大な雄牛のように獰猛な敵が、 私を囲んでいます。 まるで獲物をねらってほえたけるライオンのように、 口を開けて近づいて来ます。 私は水のように流れ出し、骨はみなはずれ、 心臓はろうのように溶けてしまいました。 天日で乾かした粘土のようにひからび、 舌は上あごにくっつきました。 主が私を、死のちりの中に置かれたからです。 徒党を組んだ悪人どもが、 群がる野犬のように私を取り巻きます。 私の手足は引き裂かれています。 自分の骨を、一本残らず数えることができるほどです。 私を見てはほくそ笑む、 この悪人どもをごらんください。 彼らはくじ引きで、私の着物を分け合うのです。 ああ主よ、そばにいてください。 ああ、私の力である神よ、 大急ぎで助けに来てください。

詩篇 22:6-19 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

助けを求めてあなたに叫び、救い出され あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。 わたしは虫けら、とても人とはいえない。 人間の屑、民の恥。 わたしを見る人は皆、わたしを嘲笑い 唇を突き出し、頭を振る。 「主に頼んで救ってもらうがよい。 主が愛しておられるなら 助けてくださるだろう。」 わたしを母の胎から取り出し その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。 母がわたしをみごもったときから わたしはあなたにすがってきました。 母の胎にあるときから、あなたはわたしの神。 わたしを遠く離れないでください 苦難が近づき、助けてくれる者はいないのです。 雄牛が群がってわたしを囲み バシャンの猛牛がわたしに迫る。 餌食を前にした獅子のようにうなり 牙をむいてわたしに襲いかかる者がいる。 わたしは水となって注ぎ出され 骨はことごとくはずれ 心は胸の中で蝋のように溶ける。 口は渇いて素焼きのかけらとなり 舌は上顎にはり付く。 あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。 犬どもがわたしを取り囲み さいなむ者が群がってわたしを囲み 獅子のようにわたしの手足を砕く。 骨が数えられる程になったわたしのからだを 彼らはさらしものにして眺め わたしの着物を分け 衣を取ろうとしてくじを引く。

詩篇 22:6-19 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

しかし、わたしは虫であって、人ではない。 人にそしられ、民に侮られる。 すべてわたしを見る者は、わたしをあざ笑い、 くちびるを突き出し、かしらを振り動かして言う、 「彼は主に身をゆだねた、主に彼を助けさせよ。 主は彼を喜ばれるゆえ、主に彼を救わせよ」と。 しかし、あなたはわたしを生れさせ、 母のふところにわたしを安らかに守られた方です。 わたしは生れた時から、あなたにゆだねられました。 母の胎を出てからこのかた、 あなたはわたしの神でいらせられました。 わたしを遠く離れないでください。 悩みが近づき、助ける者がないのです。 多くの雄牛はわたしを取り巻き、 バシャンの強い雄牛はわたしを囲み、 かき裂き、ほえたけるししのように、 わたしにむかって口を開く。 わたしは水のように注ぎ出され、 わたしの骨はことごとくはずれ、 わたしの心臓は、ろうのように、胸のうちで溶けた。 わたしの力は陶器の破片のようにかわき、 わたしの舌はあごにつく。 あなたはわたしを死のちりに伏させられる。 まことに、犬はわたしをめぐり、 悪を行う者の群れがわたしを囲んで、 わたしの手と足を刺し貫いた。 わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。 彼らは目をとめて、わたしを見る。 彼らは互にわたしの衣服を分け、 わたしの着物をくじ引にする。 しかし主よ、遠く離れないでください。 わが力よ、速く来てわたしをお助けください。

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