創世記 25:27-32
創世記 25:27-32 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
さてその子らは成長し、エサウは巧みな狩猟者となり、野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んでいた。 イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウを愛したが、リベカはヤコブを愛した。 ある日ヤコブが、あつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から帰ってきた。 エサウはヤコブに言った、「わたしは飢え疲れた。お願いだ。赤いもの、その赤いものをわたしに食べさせてくれ」。彼が名をエドムと呼ばれたのはこのためである。 ヤコブは言った、「まずあなたの長子の特権をわたしに売りなさい」。 エサウは言った、「わたしは死にそうだ。長子の特権などわたしに何になろう」。
創世記 25:27-32 リビングバイブル (JCB)
やがて子どもたちは成長し、野性味のあるエサウは腕のいい猟師となりましたが、ヤコブのほうは穏やかな性格で、家にいるのを好みました。 イサクのお気に入りは兄のエサウです。イサクの好きな鹿肉をよく取って来たからです。リベカは、弟ヤコブのほうをかわいがりました。 ある日、ヤコブがシチューを作っているところへ、エサウが疲れきった様子で猟から帰って来ました。 「ああ、腹ぺこで死にそうだ。その赤いシチューを一口くれないか」と言ったので、このことから、エサウは「エドム」〔「赤いもの」の意〕とも呼ばれるようになりました。 「ああ、いいよ。兄さんの持っている長男の権利と引き換えなら。」 「今にも飢え死にしそうなんだよ。長男の権利なんか何の役に立つんだい。」
創世記 25:27-32 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
二人の子供は成長して、エサウは巧みな狩人で野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で天幕の周りで働くのを常とした。 イサクはエサウを愛した。狩りの獲物が好物だったからである。しかし、リベカはヤコブを愛した。 ある日のこと、ヤコブが煮物をしていると、エサウが疲れきって野原から帰って来た。 エサウはヤコブに言った。 「お願いだ、その赤いもの(アドム)、そこの赤いものを食べさせてほしい。わたしは疲れきっているんだ。」彼が名をエドムとも呼ばれたのはこのためである。 ヤコブは言った。 「まず、お兄さんの長子の権利を譲ってください。」 「ああ、もう死にそうだ。長子の権利などどうでもよい」とエサウが答えると、
創世記 25:27-32 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
さてその子らは成長し、エサウは巧みな狩猟者となり、野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んでいた。 イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウを愛したが、リベカはヤコブを愛した。 ある日ヤコブが、あつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から帰ってきた。 エサウはヤコブに言った、「わたしは飢え疲れた。お願いだ。赤いもの、その赤いものをわたしに食べさせてくれ」。彼が名をエドムと呼ばれたのはこのためである。 ヤコブは言った、「まずあなたの長子の特権をわたしに売りなさい」。 エサウは言った、「わたしは死にそうだ。長子の特権などわたしに何になろう」。