出エジプト記 30:12-38

出エジプト記 30:12-38 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

「あなたがイスラエルの人々の数の総計をとるに当り、おのおのその数えられる時、その命のあがないを主にささげなければならない。これは数えられる時、彼らのうちに災の起らないためである。 すべて数に入る者は聖所のシケルで、半シケルを払わなければならない。一シケルは二十ゲラであって、おのおの半シケルを主にささげ物としなければならない。 すべて数に入る二十歳以上の者は、主にささげ物をしなければならない。 あなたがたの命をあがなうために、主にささげ物をする時、富める者も半シケルより多く出してはならず、貧しい者もそれより少なく出してはならない。 あなたはイスラエルの人々から、あがないの銀を取って、これを会見の幕屋の用に当てなければならない。これは主の前にイスラエルの人々のため記念となって、あなたがたの命をあがなうであろう」。 主はモーセに言われた、 「あなたはまた洗うために洗盤と、その台を青銅で造り、それを会見の幕屋と祭壇との間に置いて、その中に水を入れ、 アロンとその子たちは、それで手と足とを洗わなければならない。 彼らは会見の幕屋にはいる時、水で洗って、死なないようにしなければならない。また祭壇に近づいて、その務をなし、火祭を主にささげる時にも、そうしなければならない。 すなわち、その手、その足を洗って、死なないようにしなければならない。これは彼とその子孫の代々にわたる永久の定めでなければならない」。 主はまたモーセに言われた、 「あなたはまた最も良い香料を取りなさい。すなわち液体の没薬五百シケル、香ばしい肉桂をその半ば、すなわち二百五十シケル、におい菖蒲二百五十シケル、 桂枝五百シケルを聖所のシケルで取り、また、オリブの油一ヒンを取りなさい。 あなたはこれを聖なる注ぎ油、すなわち香油を造るわざにしたがい、まぜ合わせて、におい油に造らなければならない。これは聖なる注ぎ油である。 あなたはこの油を会見の幕屋と、あかしの箱とに注ぎ、 机と、そのもろもろの器、燭台と、そのもろもろの器、香の祭壇、 燔祭の祭壇と、そのもろもろの器、洗盤と、その台とに油を注ぎ、 これらをきよめて最も聖なる物としなければならない。すべてこれに触れる者は聖となるであろう。 あなたはアロンとその子たちに油を注いで、彼らを聖別し、祭司としてわたしに仕えさせなければならない。 そしてあなたはイスラエルの人々に言わなければならない、『これはあなたがたの代々にわたる、わたしの聖なる注ぎ油であって、 常の人の身にこれを注いではならない。またこの割合をもって、これと等しいものを造ってはならない。これは聖なるものであるから、あなたがたにとっても聖なる物でなければならない。 すべてこれと等しい物を造る者、あるいはこれを祭司以外の人につける者は、民のうちから断たれるであろう』」。 主はまた、モーセに言われた、「あなたは香料、すなわち蘇合香、シケレテ香、楓子香、純粋の乳香の香料を取りなさい。おのおの同じ量でなければならない。 あなたはこれをもって香、すなわち香料をつくるわざにしたがって薫香を造り、塩を加え、純にして聖なる物としなさい。 また、その幾ぶんを細かに砕き、わたしがあなたと会う会見の幕屋にある、あかしの箱の前にこれを供えなければならない。これはあなたがたに最も聖なるものである。 あなたが造る香の同じ割合をもって、それを自分のために造ってはならない。これはあなたにとって主に聖なるものでなければならない。 すべてこれと等しいものを造って、これをかぐ者は民のうちから断たれるであろう」。

出エジプト記 30:11-38 リビングバイブル (JCB)

主はさらにモーセに告げました。「イスラエル人の人口調査をする時は、登録される成年男子はみな、金を納めて自分自身を買い取らなければならない。人口調査によって、民に災いが起きないようにするためである。 金額は半シェケル(五・七グラム)とする。 満二十歳以上の者はみな、このささげ物をしなければならない。 金持ちもそれ以上ささげてはならないし、貧しい者もそれ以下であってはならない。自分自身を買い取るために主にささげるものだからである。 この献金は神の天幕の用にあてる。それは、イスラエル人をわたしが心にかけ、買い取るためである。」 主はまた、モーセに告げました。「青銅の洗い鉢を作り、青銅の台をつけなさい。それを幕屋と祭壇の間に置き、水を満たす。 アロンと息子たちは手と足をそこで洗う。 幕屋に入り、わたしの前に立つとき、あるいは、わたしの前でいけにえを焼くために祭壇に近づくとき、その前にいつも手足を洗わなければならない。さもなければ死ぬ。 これは、アロンとその子孫に代々伝えなければならないおきてである。」 神はモーセに、最上の香料を集めるよう命じました。純粋な没薬五百シェケル(五・七キログラム)、シナモンとにおい菖蒲が、それぞれ没薬の半分の量、 桂枝が没薬と同じ量、オリーブ油が一ヒン(三・八リットル)集まりました。 そこで神は、熟練した香料作りに、これらの材料を使って聖なる注ぎの油を作らせるよう命じました。 また主は、次のように告げました。「神の幕屋と、契約の箱(十戒を記した石板が納められている)、供えのパンのテーブルおよびその付属品すべて、燭台およびその付属品、香の祭壇とに、この油を注ぎなさい。 焼き尽くすいけにえをささげる祭壇とその器具全部、また、洗い鉢とその台にも同じようにしなさい。 それらを、特別に選ばれたものとしてきよめるためである。それらに触れるものは何でもきよくなる。 アロンと息子たちにもこの油を塗り、祭司としてわたしに奉仕できるようにきよめなさい。 人々にはこう言うのだ。『これは主の聖なる注ぎ油としなければならない。 決して一般の者に注いではならない。自分でかってに作ってはならない。聖なるものだから厳重に取り扱わなければならない。 このような香料を作ったりする者、また、それを祭司でない者に注ぐ者はだれであれ、みな共同体から除名されなければならない。』」 香について主がモーセに与えた指示は次のとおりです。「香料として、ナタフ香、シェヘレテ香、ヘルベナ香、純粋な乳香を同量ずつ用意し、 香料作りの通常の方法で、それに塩を混ぜ、純粋で聖なる香にしなければならない。 その一部分は細かく砕き、天幕の中の、わたしがあなたに会う箱の前に置きなさい。この香は最も神聖なものである。 自分のためにそれを作ってはならない。それは主のためのものだから、神聖なものとして取り扱わなければならない。 自分のためにそれを作る者は、共同体から除名されなければならない。」

出エジプト記 30:12-38 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

あなたがイスラエルの人々の人口を調査して、彼らを登録させるとき、登録に際して、各自は命の代償を主に支払わねばならない。登録することによって彼らに災いがふりかからぬためである。 登録が済んだ者はすべて、聖所のシェケルで銀半シェケルを主への献納物として支払う。一シェケルは二十ゲラに当たる。 登録を済ませた二十歳以上の男子は、主への献納物としてこれを支払う。 あなたたちの命を贖うために主への献納物として支払う銀は半シェケルである。豊かな者がそれ以上支払うことも、貧しい者がそれ以下支払うことも禁じる。 あなたがイスラエルの人々から集めた命の代償金は臨在の幕屋のために用いる。それは、イスラエルの人々が主の御前で覚えられるために、あなたたちの命を贖うためである。 主はモーセに仰せになった。 洗い清めるために、青銅の洗盤とその台を作り、臨在の幕屋と祭壇の間に置き、水を入れなさい。 アロンとその子らは、その水で手足を洗い清める。 すなわち、臨在の幕屋に入る際に、水で洗い清める。死を招くことのないためである。また、主に燃やしてささげる献げ物を煙にする奉仕のために祭壇に近づくときにも、 手足を洗い清める。死を招くことのないためである。これは彼らにとっても、子孫にとっても、代々にわたって守るべき不変の定めである。 主はモーセに仰せになった。 上質の香料を取りなさい。すなわち、ミルラの樹脂五百シェケル、シナモンをその半量の二百五十シェケル、匂い菖蒲二百五十シェケル、 桂皮を聖所のシェケルで五百シェケル、オリーブ油一ヒンである。 あなたはこれらを材料にして聖なる聖別の油を作る。すなわち、香料師の混ぜ合わせ方に従って聖なる聖別の油を作る。 それを以下のものに注ぐ。すなわち、臨在の幕屋、掟の箱、 机とそのすべての祭具、燭台とその祭具、香をたく祭壇、 焼き尽くす献げ物の祭壇とそのすべての祭具、洗盤とその台。 あなたがこれらを聖別すると、神聖なものとなる。それに触れたものは、みな聖なるものとなる。 アロンとその子らにこの油を注いで、彼らを聖別し、祭司としてわたしに仕えさせなさい。 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。 聖なる聖別の油は、代々にわたってわたしのために使うべきものである。 一般の人の体に注いだり、同じ割合のものを作ってはならない。それは聖なるものであるから、聖なるものとして扱いなさい。 類似したものを混ぜ合わせて、一般の人に塗る者は、その民から断たれる。 主はモーセに言われた。 以下の香料、すなわち、ナタフ香、シェヘレト香、ヘルベナ香、これらの香料と純粋な乳香をそれぞれ同量取り、 香を作りなさい。すなわち、香料師の混ぜ合わせ方に従ってよく混ぜ合わせた、純粋な、聖なる香を作る。 その一部を細かく砕いて粉末にし、粉末の一部を、臨在の幕屋の中の掟の箱の前に置く。わたしはそこであなたに会う。これはあなたたちにとって神聖なものである。 同じ割合で作った香を私用に使ってはならない。あなたは、それを主に対して聖なるものとしなければならない。 また、類似したものを作って、香りを楽しもうとする者は、すべてその民から断たれる。

出エジプト記 30:12-38 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

「あなたがイスラエルの人々の数の総計をとるに当り、おのおのその数えられる時、その命のあがないを主にささげなければならない。これは数えられる時、彼らのうちに災の起らないためである。 すべて数に入る者は聖所のシケルで、半シケルを払わなければならない。一シケルは二十ゲラであって、おのおの半シケルを主にささげ物としなければならない。 すべて数に入る二十歳以上の者は、主にささげ物をしなければならない。 あなたがたの命をあがなうために、主にささげ物をする時、富める者も半シケルより多く出してはならず、貧しい者もそれより少なく出してはならない。 あなたはイスラエルの人々から、あがないの銀を取って、これを会見の幕屋の用に当てなければならない。これは主の前にイスラエルの人々のため記念となって、あなたがたの命をあがなうであろう」。 主はモーセに言われた、 「あなたはまた洗うために洗盤と、その台を青銅で造り、それを会見の幕屋と祭壇との間に置いて、その中に水を入れ、 アロンとその子たちは、それで手と足とを洗わなければならない。 彼らは会見の幕屋にはいる時、水で洗って、死なないようにしなければならない。また祭壇に近づいて、その務をなし、火祭を主にささげる時にも、そうしなければならない。 すなわち、その手、その足を洗って、死なないようにしなければならない。これは彼とその子孫の代々にわたる永久の定めでなければならない」。 主はまたモーセに言われた、 「あなたはまた最も良い香料を取りなさい。すなわち液体の没薬五百シケル、香ばしい肉桂をその半ば、すなわち二百五十シケル、におい菖蒲二百五十シケル、 桂枝五百シケルを聖所のシケルで取り、また、オリブの油一ヒンを取りなさい。 あなたはこれを聖なる注ぎ油、すなわち香油を造るわざにしたがい、まぜ合わせて、におい油に造らなければならない。これは聖なる注ぎ油である。 あなたはこの油を会見の幕屋と、あかしの箱とに注ぎ、 机と、そのもろもろの器、燭台と、そのもろもろの器、香の祭壇、 燔祭の祭壇と、そのもろもろの器、洗盤と、その台とに油を注ぎ、 これらをきよめて最も聖なる物としなければならない。すべてこれに触れる者は聖となるであろう。 あなたはアロンとその子たちに油を注いで、彼らを聖別し、祭司としてわたしに仕えさせなければならない。 そしてあなたはイスラエルの人々に言わなければならない、『これはあなたがたの代々にわたる、わたしの聖なる注ぎ油であって、 常の人の身にこれを注いではならない。またこの割合をもって、これと等しいものを造ってはならない。これは聖なるものであるから、あなたがたにとっても聖なる物でなければならない。 すべてこれと等しい物を造る者、あるいはこれを祭司以外の人につける者は、民のうちから断たれるであろう』」。 主はまた、モーセに言われた、「あなたは香料、すなわち蘇合香、シケレテ香、楓子香、純粋の乳香の香料を取りなさい。おのおの同じ量でなければならない。 あなたはこれをもって香、すなわち香料をつくるわざにしたがって薫香を造り、塩を加え、純にして聖なる物としなさい。 また、その幾ぶんを細かに砕き、わたしがあなたと会う会見の幕屋にある、あかしの箱の前にこれを供えなければならない。これはあなたがたに最も聖なるものである。 あなたが造る香の同じ割合をもって、それを自分のために造ってはならない。これはあなたにとって主に聖なるものでなければならない。 すべてこれと等しいものを造って、これをかぐ者は民のうちから断たれるであろう」。