主はさらにモーセに告げました。「イスラエル人の人口調査をする時は、登録される成年男子はみな、金を納めて自分自身を買い取らなければならない。人口調査によって、民に災いが起きないようにするためである。 金額は半シェケル(五・七グラム)とする。 満二十歳以上の者はみな、このささげ物をしなければならない。 金持ちもそれ以上ささげてはならないし、貧しい者もそれ以下であってはならない。自分自身を買い取るために主にささげるものだからである。 この献金は神の天幕の用にあてる。それは、イスラエル人をわたしが心にかけ、買い取るためである。」 主はまた、モーセに告げました。「青銅の洗い鉢を作り、青銅の台をつけなさい。それを幕屋と祭壇の間に置き、水を満たす。 アロンと息子たちは手と足をそこで洗う。 幕屋に入り、わたしの前に立つとき、あるいは、わたしの前でいけにえを焼くために祭壇に近づくとき、その前にいつも手足を洗わなければならない。さもなければ死ぬ。 これは、アロンとその子孫に代々伝えなければならないおきてである。」 神はモーセに、最上の香料を集めるよう命じました。純粋な没薬五百シェケル(五・七キログラム)、シナモンとにおい菖蒲が、それぞれ没薬の半分の量、 桂枝が没薬と同じ量、オリーブ油が一ヒン(三・八リットル)集まりました。 そこで神は、熟練した香料作りに、これらの材料を使って聖なる注ぎの油を作らせるよう命じました。 また主は、次のように告げました。「神の幕屋と、契約の箱(十戒を記した石板が納められている)、供えのパンのテーブルおよびその付属品すべて、燭台およびその付属品、香の祭壇とに、この油を注ぎなさい。 焼き尽くすいけにえをささげる祭壇とその器具全部、また、洗い鉢とその台にも同じようにしなさい。 それらを、特別に選ばれたものとしてきよめるためである。それらに触れるものは何でもきよくなる。 アロンと息子たちにもこの油を塗り、祭司としてわたしに奉仕できるようにきよめなさい。 人々にはこう言うのだ。『これは主の聖なる注ぎ油としなければならない。 決して一般の者に注いではならない。自分でかってに作ってはならない。聖なるものだから厳重に取り扱わなければならない。 このような香料を作ったりする者、また、それを祭司でない者に注ぐ者はだれであれ、みな共同体から除名されなければならない。』」 香について主がモーセに与えた指示は次のとおりです。「香料として、ナタフ香、シェヘレテ香、ヘルベナ香、純粋な乳香を同量ずつ用意し、 香料作りの通常の方法で、それに塩を混ぜ、純粋で聖なる香にしなければならない。 その一部分は細かく砕き、天幕の中の、わたしがあなたに会う箱の前に置きなさい。この香は最も神聖なものである。 自分のためにそれを作ってはならない。それは主のためのものだから、神聖なものとして取り扱わなければならない。 自分のためにそれを作る者は、共同体から除名されなければならない。」
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